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今回紹介いたしますのはこちら。

「男塾外伝 伊達臣人」第8巻 原案・宮下あきら先生 作画・尾松知和先生 

日本文芸社さんのニチブンコミックスより刊行です。


さて、伊達達VSエイトネイルと、三面拳VSエイトタスクのフェルゼンという2つの戦いが同時に展開している本作。
伊達がその実力を発揮する一方で、三面拳は苦戦を強いられます。
果たして雷電は第3の目を開き、飛燕を助けることができるのか?
そして月光はその時間を稼ぐため、フェルゼンを倒すことができるのでしょうか……!?



雷電が覚醒するまで1時間待とうと言いだしていたフェルゼン。
その1時間が経過したものの、やはりそう簡単に第3の目を言うのは開かないようです。
しかもフェルゼン、雷電が覚醒しないのもわかり切っていたと言うような態度で、額を指しながらこういうのです。
第3の目開かず!
君たちは何か勘違いしてないか?
まさかこんなところに目が出てくるなんて思っているのかい?
違うね!化け物か!!
そんなことも知らずに、君は足の傷も手当てせずに待っていたのかい?
月光の全てを否定するかのように吐き捨てるフェルゼン。
確かに月光の傷は浅くなく、今もなお血がしたたり落ちています。
が、フェルゼンの言うことは少し間違っていました。
月光は不確かなことを待つ男ではありません。
待っているのではなく……
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雷電を、信じていたのです!!
そこには不安も疑いもありません。
不可能を可能にする、それが三面拳を束ねる、雷電と言う男。
そして、それに必ず応えるのが飛燕と言う男なのですから!!
月光はいつもの表情を崩さず、構えます。
来るがよいフェルゼン!
この月光が三面拳最強たる所以、見せてやろう!
あくまで雷電と飛燕を信じ、戦うだけというスタンスを崩さない月光。
フェルゼンもそれを見て、もはや小細工などいらないと思ったのでしょう。
もう隠し事なしで生きましょう、と第3の目の謎を語り始めます。
私の知る限り、第3の目は死者を蘇生させるような代物ではない。
あの目は夢幻の泡影。
先代達も知らぬ筈はない。
このフェルゼンが生涯で恐怖したものは二つ。
大僧正の天衣無縫な武力、そして第3の目だ。
人間が本来持つべき力は、知らず知らずのうちに人体に制御され、その潜在能力は三割程度も発揮できない。
月光よ、もし人が持つ潜在能力を120%発揮したら何が起こると思うかね?
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時を翔ける!!!
姿あれど現世にとどまらず、虚を見つめ、空を歩む!!
つまり、三千世界の住人となる!!
それが第3の目!!
私がこの目で見た知りうる全てだ!!
雷電も死ぬ、飛燕も死ぬ、そして……君も!
いつの間にか月光の全身には、薔薇の花がいくつも刺さっていました。
これこそがフェルゼンの奥義!!
さぁ、咲かすのです!
ラ・ヴィアンローズを!!
そう叫ぶと同時に、月光の体に突き刺さっていた薔薇の花から
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凄まじい血液が噴き出したのでした!!
降り注ぐ月光の血を体に浴び、美しい、と勝利に浸るフェルゼン。
ジュテーム月光、という別れの言葉とともに、月光は大地に倒れ伏しました。
そしてフェルゼンはゆっくりと雷電を振り返り、次は君の番ですよ、と次の犠牲者を予告するのです!!
……が!!
その時のことです!!
雷電の額に、気の流れで形成されると言う
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第3の目、が浮かび始めたのは!!!


と言うわけで、いよいよ雷電が第3の目を開こうと言う今巻。
2年以上行っていた三面拳覚醒編ですが、ついに覚醒してくれます!
が、その覚醒と言うのが、思いもよらないものでびっくりです!!
本編を含めた全男塾シリーズで最もシリアスと言っていいであろう本作ですが、その覚醒語と言うのがあれだけふざけた……もとい、なんでもありな宮下先生自身が描いた本編シリーズですら登場しなかった、とんでもない形態でして……!!
こればかりは皆様の目で確認いただきたいところです!!
そしてとんでもない展開と言うのはそれだけに終わりません。
もう帯にも書いてあるので行ってしまいますが、「覇螺烈流世界」……パラレルワールドとか言いだしてしまうのです!!
つまりこの世界は、男塾本編によく似た世界、という事……!?
何でもありな男塾ですが、確かに本作を含め、外伝系の作品には本編のキャラによく似た別人が出てくると言う展開が良くありました。
本作ではそれが特に顕著だったわけですが、それがまさかパラレルワールドだったからだとは……!
そして物語は、今までのような次々と大会に出て行く、と言ったようなお話とは別の展開に!!
果たしてこれから物語はどうなっていくのか!!
予測不可能過ぎる展開の待ち受ける本作、次なる展開が気になってしまいますね!!



今回はこんなところで!
さぁ、本屋さんに急ぎましょう!!