3階の者だ!!

DEBがお送りするネタバレありのコミックス紹介ブログです。 短編物では一話にスポットを当てて、長編物ではこの後どうなるの?と言うところまで紹介しているつもりです! ※作品記事につきまして、権利者様が問題があると感じられた場合はご一報ください。対応いたします。

カテゴリ: 戸田泰成

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本日紹介いたしますのはこちら、「ジャイアントロボ バベルの籠城」第1巻です。
11年12月に秋田書店さんのチャンピオンREDコミックスより刊行、チャンピオンREDにて連載されています。

作者は原作が横山光輝先生、脚本が今川泰広先生、漫画が戸田泰成先生。
前作「地球の燃え尽きる日」の紹介は「ジャイアントロボ」のテーマにてまとめております。
よろしければあわせてご覧ください。

さて、本作は大作が梁山泊の頭領となり、BF段へ宣戦布告したところで結ばれた「地球の燃え尽きる日」の続編となっております。
副題どおり、物語は今川先生の手によるジャイアントロボシリーズの最終章と銘打たれる「バベルの籠城」に突入。
十傑衆と、九大天王、そしてジャイアントロボによる大激戦が描かれるのです!

物語は、その一大決戦「バベルの籠城」から10年が経過したところから始まります。
その戦いは壮絶極まりないものだったようで、戦いを繰り広げた十傑衆と九大天王は共倒れしてしまったとか。
そのおかげで地球は「燃え尽きる」ことなく現在も存在しているんだそうです。
バベルの籠城に間に合わず、取り残されてしまった形になる梁山泊の残党、銀玲と鉄牛。
十傑衆も九大天王も姿を消し、大作の亡骸は見つからない。
彼らがいなくなったこともあって平和な日々が続いていたのですが、今になって突然厄介なものが見つかってしまったのです。
布に覆われた、巨大な何か。
銀玲は、これが世間に知れたら大騒ぎになる、これを扱えるものがいないからどうしようもないともらします。
そして、今の梁山泊では「あの人たち」には適わないとも。
銀玲たちは誰と戦っているのか?
その疑問の答えが出る前に、その布に覆われたものを輸送している船に、ロボットが乗り込んできたではありませんか!
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そしてそのロボットの操縦者の少年はその布の中身を返してもらう、と言いながら多数の小型ロボットを放ってきました。
その小型ロボで鉄牛の動きを止め、布で覆われたもののもとへと向かう操縦者。
そのロボットは、紛れもなくBF団のもの。
BF団はどこでこの布の中身のことを聞きつけたのか。
銀玲は銃を突きつけ、その答えを操縦者に求めるのです。
ですがその操縦者は、これを返してもらいに来ただけだと答えるばかり。
しかしその布の中身の持ち主は、10年前に死んだはず。
送れてその場に駆けつけてきた鉄牛は、相手が子供だろうと関係無いと拳銃で操縦者を狙います。
ですがその弾丸は操縦者を避けるように弾道が歪んでしまう上、歪まず真正面に飛んだ弾ですら、操縦者が差し出した掌の前で制止させられてしまうのです!
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この能力は何なんだ、見たことがないと驚きの表情を浮かべる銀玲。
少年はその隙に布の中身を奪おうとするのですが、なんとこの大きな物体は偽物だと言うではないですか!
その偽物を爆発させ、船から脱出する鉄牛と銀玲。
ですがこれで運んでいたものが偽物だとばれてしまったわけで、次は本物を発掘している場所が危険。
慌てて銀玲たちは発掘現場へと向かうのですが、爆発の直前に見えた操縦者の顔がどうしても気になってしまうのでした。

そのニュースは、銀玲たち梁山泊が戦っているらしい「あの人たち」、ヒマラヤに居を構えるある男にも伝わっていました。
10年間の後始末をつけてくれよう、と語るその男。
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異様な雰囲気をかもし出す彼は一体何者なのでしょうか?
BF団でも、国際警察連合でもなさそうですが……

それが発掘されている現場に駆けつけた鉄牛と銀玲。
ですがとき既に遅し、発掘現場では体を真っ二つに両断された死体がごろごろと転がっていました。
こんなことが出来るやつは一人しか思い当たりません。
そいつが来たのならば、再び爆破してそれを埋め戻さなければ。
あせる二人の前に、話題に上ったそいつ本人が余裕の表情を浮かべながら現われたのです。
指パッチンで人体を両断する男、
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十傑衆の一、「素晴らしきヒィッツカラルド」!
それをされては困る、何ならここで真っ二つになるかね?と指を鳴らすヒッツカラルドですが、それを大声で止める人物がいました。
梁山泊の残党には手を出さない約束のはずだ。
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そう叫んだのは、先ほどの操縦者でした。
今のはほんの冗談だ、とおちゃらけるヒィッツカラルド。
操縦者はそれを聞くと発掘されているそれに向き直り、長い間待たせた、これからは僕が君を守る、と語りかけます。
そしてその少年が声をかけると、まだ完全に掘り出されていない巨大なそれは、自ら動き出し、銀玲たちへと手を伸ばしたのです!!
ですがそれは攻撃ではなく、彼女達の背後に迫っていたミサイルを防ぐため。
そのミサイルを放ってきたのは、先ほどのヒマラヤの面々の様子。
どうやら彼らはこの発掘現場もろとも一気に始末をつけようとしてたようです!
危機を迎えた銀玲たちに、操縦者は覆面を脱ぎ去りこういうのです。
ここから去るんだ。
国際警察連合、梁山泊頭領の命令だ、と!!
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梁山泊頭領にして、発掘されたそれの正当な持ち主である操縦者。
その覆面から現われた顔は、紛れもなく10年前死んだはずの大作その人でした。
そして、彼の命令によって立ち上がり、降り注ぐミサイルを打ち落としていくその巨大な発掘物こそあのジャイアントロボ!!
10年ぶりに現われた、大作とジャイアントロボ。
彼らの登場と、ヒマラヤの面々。
これが新たなる戦いの始まりのようです!!
が、物語は一旦10年前へ。
十傑衆と九大天王と大作を共倒れにさせたと言う戦いであり、ヒマラヤのボスである男の正体が語られる、バベルの籠城の真相が明かされるのです!!

というわけで、背景を一新して始まった本作。
前作のお銀ちゃんと今作の銀玲という似て非なる人物の登場、普通の少年であったはずの大作が不思議な能力を持っていたり、10年立ったはずなのに当時のままの少年の姿であるなど、気になる所がたくさんありますが、そのあたりはおいおい語られることでしょう。
それよりも今作の最大の目玉はやはり、バベルの籠城でしょう。
いよいよ本格的にぶつかり合う十傑衆と九大天王。
ですが、その前に現われるヒマラヤのボス、そしてビッグ・ファイア。
数々の気になる要素が連発し、物語は第1巻からいきなりクライマックス状態なのです!

最終章にふさわしい盛り上がりをみせる、「ジャイアントロボ バベルの籠城」第1巻は全国書店にて発売中です!
多くの謎が気になって仕方がない本作。
ですがもちろん戸田先生の描くド迫力バトルもたっぷり収録されており、そちら方面でも楽しめること必至ですよ!
さぁ、本屋さんに急ぎましょう!!


ジャイアントロボ~バベルの籠城 1 (チャンピオンREDコミックス)
秋田書店
2011-12-20
横山 光輝

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本日紹介いたしますのはこちら、「ジャイアントロボ 地球の燃え尽きる日」第9巻です。
秋田書店さんのチャンピオンREDコミックスより刊行されました。

作者は原作が横山光輝先生、脚本が今川泰広先生、漫画が戸田泰成先生。
今までの本作は「ジャイアントロボ」のテーマにて紹介をまとめておりますので、そちらもよろしければご覧くださいませ。

さて、梁山泊の党首の座と草間博士の遺言書の主有権をかけた大会が行われている本作。
ところがこの大会、激動の連続で、九大天王たちがどう見ても雑魚な風貌の忍者たちに続々とやられてしまったのです。
さらにその敗者となった九大天王はみんな大作に忠誠を誓うという謎の事態に。
謎の存在である行者も大作の味方のようですが、やはりこの大会の主催といえる韓信元帥は何かたくらんでいる様子。
そのたくらみをくじくため、大作はサリーとともに遺言書を探しに行くことになったのですが、そこへ死んだはずの「幻妖斎がすがたをあらわし……

韓信元帥の罠が張り巡らされており、一言でも声を発すれば死んでしまうという遺言書の保管場所。
ここに入ったものは当人のもっとも嫌悪するものが見えてしまうとのことで、細心の注意が必要です。
プールの中のようなその場所に広がっていた光景は、
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ぶつぶつと言うつぶやきのようなものに取り囲まれて巨大なマシンの前に立つ草間博士!
そして草間博士は不敵な笑みを浮かべながらひとつのスイッチを押してしまいました。
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それはあの世界の半分が壊滅したという「草間の乱」の引き金となるスイッチです!
スイッチを押した瞬間、地球は燃え尽き……
こうまではっきり見せられては大作も認めざるを得ません。
自分の父こそが地球を破滅に導いた、諸悪の根源なのだ、と!

そのショックに浸る時間もままなりません。
いずこからか突然衝撃のアルベルトが姿を現し、大作をつかみ上げたではありませんか!
サリーは記憶を失ってしまっているものの、やはりパパとしてきになっているアルベルトさん、
でもそのサリーは、大作の邪魔をするのならとアルベルトに攻撃を仕掛ける気満々です!
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サリーVSアルベルト、期せずして親子の殺し合いとなってしまったこの対戦。
ですが、親子で殺し合いをするなどとんでもないことです。
サリーが記憶を取り戻せば不測の事態は避けられるかもしれません。
しかし、それを教えるために声をかければ韓信元帥の罠が牙を剥くわけで……
大作はこの状況をどう脱するのでしょうか!

その頃、大会参加者のほうはわけのわからない状況になっておりました。
あばれ天道、影丸、ディック牧、唯一無二の戦闘能力を持つ九大天王が
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二人ずついるのです!!
なんと彼らは多重世界から来たもう一組の九大天王なんだとか。
セルバンテスの次元を超える能力を垣間見たことにより多重世界の存在を知り、こちら世界に介入することができるようになったんだそうで。
ところがこちらの世界の九大天王がどうも品格が足らないと見て、モブキャラのような変装をしてこちらの九大天皇を懲らしめたという事情だったようです。
ただのモブキャラではないことはわかっていたものの、まさかの九大天王本人であった謎の男たち。
彼らは大作を支持してくれているようで、赤影はこれで一気に旗色が悪くなってきました。
更にここで、あの大ピンチから大作が遺言書を持って見事生還!
ともにやってきた幻妖斎は声高に大作を新頭領として認めたいと宣言し、梁山泊の面々もそれに賛同!
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大会の結果をまたずして、大作がすべてを手に入れることになりそうです!!
が、それを快く思わないものがいます。
もちろん敵対する十傑集の赤影と、そして韓信元帥!
赤影の実力は折り紙つきで、いくらこちらが有利に見えようとも油断ならないでしょう。
ですがここで韓信元帥の、秘めていた恐るべき能力が発揮されたのです!!
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たとえ1対100だろうと戦局を覆す韓信元帥の能力とは!?
赤影もまだまだ力は隠しているようで、激しい戦いの予感が漂ってきております!!
果たして激闘はどう決着するのか、草間の乱に隠された真実とは。
「地球の燃え尽きる日」、堂々完結です!!

というわけで、いよいよ完結を迎える本作。
本作ラストの敵は赤影とまさかの韓信元帥。
彼らの驚くべき能力と、相も変らぬド迫力バトルがたっぷりと描かれています!
数々の謎が明かされ、戦闘だけでなく物語も大盛り上がり!
すさまじい存在感を放ってきたアルベルトさんは今回も見せ場を作ってくれていますので、ファンの方も安心です!

衝撃の大激突が決着する、「ジャイアントロボ 地球の燃え尽きる日」最終第9巻は全国書店にて発売中です。
完結はしたものの、始まりともなっている今巻。
「ジャイアントロボ バベルの篭城」として装いも新たに再スタート!
あのビッグファイア様もばっちり登場するようで、こちらも先が楽しみですね!!
さぁ、本屋さんに急ぎましょう!!


ジャイアントロボ地球の燃え尽きる日 9 (チャンピオンREDコミックス)
秋田書店
2011-04-20
横山 光輝

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本日紹介いたしますのはこちら、「ジャイアントロボ 地球の燃え尽きる日」第8巻です。
10年11月に秋田書店さんのチャンピオンREDコミックスより刊行されました。

作者は原作が横山光輝先生、脚本が今川泰広先生、漫画が戸田泰成先生。
本作の紹介は「ジャイアントロボ」のテーマにてまとめておりますので、よろしければご覧くださいませ。

さて、草間博士の遺言書の所有権と、梁山泊の新頭領の座を賭けた一大バトルが開幕となった前巻。
ですが試合開始前にして有力な戦士である戴宗がいかにもザコといった風情である、謎の四人衆のうちの1人にやられてしまうと言う波乱が巻き起こります。
そんな中行われた最初の激突は、影丸VSあばれ天童と言う九大天王同士という注目の組み合わせとなったのでした!

今までかなり影の薄かったこの2人ですが、実力事態は疲労する機会に恵まれなかっただけで本物も本物。
2人の激突は大きな竜巻を巻き起こすほど激しいもので、会場が崩れ去りそうな勢いを持っています。
影丸は手始めにクナイを放つのですが、天童は放たれた複数のクナイを全て真っ二つどころか、十字型の真っ四つに切り刻んでしまいました!
これこそあばれ天童の必殺技、
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「霞の小太刀」!!
一撃で二回の斬激を放ち、この世の全てをきってしまうと言う絶技です!
たとえ相手が何人だろうとこの技を引っさげて1人で正々堂々撃退してきたと言う天童。
今回もその必殺技を持って、影丸を打倒しようと言うわけです!!
すわ決着だとぶつかり合う2人!!
ですがその直前に乱入者が現れます。
乱入してきたのは戴宗を破った怪しげ四人衆のひとり。
彼は対戦中の二人が後の戦いのことを考えて必殺技を温存しあっていることを指摘し、それではいつ決着がつくかわからない茶番となるだけだと主張。
そしてあろうことか天童を前にして木刀を取り出し、自分が変わりに二人ともぶったおしてやろうと言うのです。
目の前で刀を構えられては黙っていられない天童。
さっそく四方八方から同時に剣を浴びせる凄技を見せつけ、あっさり謎男を撃破した……と思いきや、謎男はあっさりとそれをかわした上にどこからともなく巨石を持ってきて天童へたたきつけました!
ですが天童も慌てずその巨石を霞の小太刀でバラバラにして回避。
そして霞の小太刀の第二刃なる技を披露しました!
それは自らのエネルギーを剣状にしたビームソード的なものでの攻撃で、謎男はなすすべもなく直撃を食らいます。
が、謎の男はけろりとして起き上がり、そんな技なら自分にも出来ると言い出すではないですか!
自分の青春とまで称する第二刃が真似できると言う言葉を聞いた天童、この技は天童の家に伝わる自分しか出来ないものだと断言。
たしかに九大天王の技がそう簡単に真似できるとは思えないのですが……
なんと言うことでしょうか、謎男は
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霞の小太刀第三刃を放ってきたではないですか!!
その凄まじい威力に負けを悟った天童。
こうなればと自害しようとするのですが、それを影丸が静止!
今度は影丸が謎男との勝負に挑むこととのなったのでした!!

しかし天童は自害を辞めようとはしません。
そんな天童を思いとどまらせるのはほかならぬ謎男。
なにやら天童に耳打ちすると、天童は驚愕の表情を浮かべて自害を中止し、謎男とともに会場から出て行くのでした。
影丸は天童とともに去っていこうとする謎男に対し、敵に呈して背中向けんなよとクレームをつけようとします。
ですがその影丸の前には別の敵が立ちはだかります。
ええ、謎の四人衆の別の謎男です!!
新たな謎男は影丸に合わせたかのように、見るからに忍者といった風体。
例によって影丸と戦うこととなり、今度は忍術合戦が繰り広げられます。
先ほどの戦いのように得意技も同じであるらしい2人、
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会場全体を巻き込むほどの強烈な催眠術の掛け合いで戦うのですが、観客にまで被害が及ぶうっとおしさに観戦していた赤影がブチ切れて催眠術合戦をぶち壊します。
仕切りなおしとなった2人ですが、赤影は影丸に「かつて私を追い詰め、服部半蔵を殺したあの技で早くけりをつけろ」と言うのです。
過去同門であった影丸と赤影ですが、半蔵と彼の持つ秘伝を廻ってひと悶着あった様子。
ですがそのことを蒸し返している暇などない半蔵、ここは素直にその言葉を受け入れ、取って置きの忍術で謎男2を倒すことに専念します。
まず影丸は地面に何かを投げつけました。
それは特別な植物の種だったようで、種からみるみると伸びていく樹木はあっという間に謎男2の動きを止めてしまいます。
そしてそこへ猛烈な業火を放つ影丸!
これこそ取って置きの技、
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「忍法 木の葉火輪」!!
この技は謎男2どころか会場まで火の海にする超威力で、会場はパニックになっちゃいます。
迷惑!なのも実は影丸の計算!
その騒動をついて、影丸は以前命令されていた大作の殺害と言う任務を完遂しようと刃をつきたてたのです!!
哀れ血を噴出し苦悶する……影丸!!
なんとこの木の葉火輪&大作殺害と言う大活躍は全て謎男が見せていた幻覚でした!
影丸はまったく気が付かず、幻覚に騙されるまま自らの首を突いてしまっていたのです!!

あっという間にふたり、それも無名すぎる謎集団に敗れてしまった九大天王。
このままでは九大天王の名が廃ると焦る韓臣元帥ですが、その思いを抱いていたのは彼だけではありませんでした。
試合とかもうどうでもいいとばかりに能力全開で乱入してきたのは
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またも今まで影が薄かったディック牧です!!
その攻撃に巻き込まれそうになる大作ですが、その窮地を救ったのはなんと天童&影丸でした!
先ほどまで敵だった、ましてや影丸に至ってはぶっ殺そうとしていた対象である大作を何故2人は守るのでしょうか?
その理由が語られる前に、ディック牧は四人衆の新たな謎男と戦うことになります。
今までの天童影丸の体たらくを見たいまでも自信満々なディック牧の能力とは!?
強すぎる謎男たち、今度もディック牧と同じなのに上回っている能力を見せるのでしょうか?
すっかり驚き役になってしまっている大作はどうでるのか?
事態はまだまだどんでん返しの連続が待っているのです!!

というわけで、出番の少なかった九大天王が活躍(?)する今巻。
謎めきまくっていた彼らの能力が披露されるだけでもかなり楽しめるのですが、それをポッと出の謎キャラに上回られてやられちゃうと言う謎めいた展開はびっくりするばかり。
単に謎男ズが強いと言うわけではなく、全てそれらには何らかの真相が隠されているようですが、それが語られるのは次巻となりそう。
謎解きは後のお楽しみと言うことで、いまはド迫力のバトルと各人の過去エピソードなどを楽しむのがよろしいと思われます!
そして一連のバトルが終わった後もまた別の方向にびっくりする展開が待ち受けます。
え?なんで?というギャグめいた展開となったかと思った次ではまたも意外な展開が待っているなど、まさに急展開と言うにふさわしい物語となっているのです!
とりあえずちょっと注目しておきたいのはあんまり脈絡なく行われる
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大作の女体化だったり。
なんでこのタイミングで……?というこのネタ……戸田先生か、あるいは今川先生の趣味なんでしょうか……
こっちも謎深すぎです!!

新頭領決定大会が白熱する「ジャイアントロボ 地球の燃え尽きる日」第8巻は好評発売中です。
物語の鍵となることは間違いない草間博士の遺言書。
それを手に入れた時話はどういった展開を迎えるのか!?
クライマックスは間もなく!
ますます目が離せませんね!!
さぁ、本屋さんに急ぎましょう!!


ジャイアントロボ地球の燃え尽きる日 8 (チャンピオンREDコミックス)
秋田書店
2010-11-19
横山 光輝

amazon.co.jpで買う
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本日紹介いたしますのはこちら、「ジャイアントロボ 地球の燃え尽きる日」第7巻です。
秋田書店さんのチャンピオンREDコミックスより刊行、チャンピオンREDにて連載されています。

作者は原作が横山光輝先生、脚本が今川泰広先生、漫画が戸田泰成先生。
今までの紹介は「ジャイアントロボ」のテーマにてまとめましたので、気が向きましたら見てやってくださいませ。

さて、第6巻でカナーリの牢獄から脱出することに成功した大作達。
ですが林冲とお銀という多大な犠牲を払うことになってしまうのでした。

梁山泊へやってきた竜作。
彼はやってくるなりその場にいた韓信元帥をお銀と林沖の仇だと殴りまくります。
それはもう物凄い勢いで殴り続けていると、そこに梁山泊が誇る九大天王のうち4名が現れ、その暴行をやめるよう言いつけます。
あばれ天童、影丸、ディック牧、戴宗。
現状行動できる九大天王が勢ぞろいしてはさすがの竜作も大人しく拳を下ろすしかありません。
ですがその4人は単に暴行を止めるために現れたのではないようです。
なんでも今日は十余年よりさだめられた運命の日だそうです。
それは梁山泊の長であった晁蓋の遺言によって決められている一大イベント……「梁山泊新頭領決定大会」を行う日でした!!
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九大天王が何名か欠け、BF団との対決に不安が残る現状を打破する意味も込めて行われるこの大会。
我こそはと思うもの、あるいはこのものこそと推挙されたものならば梁山泊の内外問わず参加が認められるというオープン(?)なものです。
勝者はその背景や身分問わず梁山泊を統べる地位に着くわけですが、実はその地位を上回る重要な景品があるようなのです。
それはなんと「草間博士の遺言書」!
今まで謎に包まれてきた出来事の数々が解明されるであろうその遺言書、ここに集うものたちにとっては喉から手が出るほど欲しいもの!
その場にいた九大天王は次々に参戦を表明します!
そして手始めにとその場にいた竜作を消してしまおうとする九大天王たち!!
参加資格十分の実力者ではありますが、竜作は今命の半分を奪われ消耗している状態で、逃げることすらままなりません!
絶体絶命!!のところでやってきたのは流石の主役、ロボon大作&サリーです!!
竜作を助けた大作は
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声高に自分も参加する資格があるはずと、大会への参加を表明するのでした!!

大作はサリーと共に参加を認められ、大会の日には噂を聞きつけたらしい猛者たちも続々と集まりました。
大作は正直頭領の座などどうでもいいのですが、やはり遺言書はどうあってもほしいと気合を入れます。
更に竜作率いる村雨一家は自分たちの全てを大作に任せることに。
敗者は梁山泊の軍門にくだらなければならないという決まりもあるこの戦い、大作の私情だけでは終わらない重要な戦いなのです。
大会にはごろつきのような集団も多く参加しており、意外と喧嘩っ早いサリーはトラブルを巻き起こしてしまいます。
それをおさめてくれた怪しすぎるものの味方であるらしいフードの男も参戦をにおわせ、
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九大天王以外の強力な参加者も集まりつつあるようです。
その上首を失い動くことが出来ないはずの幻妖斎が亡霊のような状態で姿を現し、
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次々と大会参加予定者の精気を吸っては自分の操り人形にしていくという異常な事態も勃発。
しかも今まで傍観するとばかり思われていた韓信元帥が参戦を表明したうえ、なんと
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BF団の十傑衆である赤影までもが乱入!!
九大天王同士の対決のみならず、謎の実力者や幻妖斎によって豹変した猛者、さらに十傑衆という強豪が犇めき合い、行く末はまったくの予測不可能ながら壮絶な戦いになることだけは確実!!
あまりにも強大すぎる面子を前にして、大作&サリーはどう立ち向かうのでしょうか!?
大会開始前に早くも意外すぎる犠牲者がでてしまうこの大会、一筋縄でいかないようです!!

というわけで新たに始まった新シリーズ、激闘!梁山泊編。
繰り広げられるであろうド迫力間違いなしのバトルは勿論楽しみですが、様々用意された謎が明かされる日も楽しみでなりません。
フードの男の正体や、目的の見えない幻妖斎、ヴェールを脱ぐ九大天王の能力……
興味は尽きません!
そしてそのさきにある遺言状にはどんな事実が紡がれているのか。
大会だけでも楽しみなのに、更なるお楽しみまで用意されているのですからもうたまりませんね!

今回の紹介では触れておりませんが、激闘!梁山泊編開始前に2本の外伝が収録されています。
そちらでは九大天王の1人、大塚署長が主役のエピソードとサリーが中心となるエピソードが展開。
両方とも普段とはちょっぴり雰囲気の違うお話となっているのです!
特に大塚署長のお話はアルベルトとの友情が描かれているだけでなく、あのショウタロウ君が登場!!
非常に興味深い内容です!!

激戦必至の新シリーズが開幕する「ジャイアントロボ 地球の燃え尽きる日」最新第7巻は好評発売中です!!
今までスポットライトの当たっていなかった九大天王や十傑衆の活躍がこれから見られると思うと、ワクワクが止まりませんね!!
さぁ、本屋さんに急ぎましょう!!


ジャイアントロボ地球の燃え尽きる日 7 (チャンピオンREDコミックス)
秋田書店
横山 光輝

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物語は新たな局面へ  ...
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