3階の者だ!!

DEBがお送りするネタバレありのコミックス紹介ブログです。 短編物では一話にスポットを当てて、長編物ではこの後どうなるの?と言うところまで紹介しているつもりです! ※作品記事につきまして、権利者様が問題があると感じられた場合はご一報ください。対応いたします。

カテゴリ: 稲垣理一郎

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本日紹介いたしますのはこちら、「アイシールド21」第37巻です。
集英社さんのジャンプ・コミックスにて刊行されました。

作者は村田雄介、稲垣理一郎の両先生。
本作の以前の紹介等は「アイシールド21」のテーマにてまとめておりますので、そちらもご覧になっていただけると幸いです。

7年という長期連載作品となった本作もいよいよ最終巻。
正真正銘最後の試合、日本VSアメリカの決戦は熾烈を極めます!

大差をつけられ、窮地に追い込まれた日本チーム。
ここでヒルマが切ったカードは阿含とのドラゴンフライでした。
ヒルマのトリックプレーと阿含の反射神経を駆使したドラゴンフライは強力そのもので、アメリカが誇るペンタグラムをも翻弄します。
あまりにも噛み合う連係プレーに思わず笑みをこぼしてしまう阿含。
その一瞬の気の緩みから目前に迫るドンに気づくのが一瞬遅れてしまいます。
抜群の反射神経だけにもはや打つ手のないことがわかってしまう阿含はあっさりとやってきた終焉を受け入れるのですが
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自分を恨んでいるはずの栗田に守られるのです!

ようやく光が見え始めた日本チーム。
しかしそれを叩き潰すかのように、最速の男であるパンサーによる防ぎようのないブリッツを仕掛けてくるクリフォード。
これを打ち破ろうとセナが自ら志願してクリフォードにブリッツを仕掛けます。
ですが、同じような作戦を用いたところでクリフォードはヒルマをはるかに凌駕するスピードを持っており、難なくセナのブリッツを回避してしまうのです。
ですが回避した先には阿含が待っていました。
クリフォードに恨みを持つ阿含が独断で突っ込んでいたのです!
ところがそれすらもスピンして避けてしまうクリフォード。
もはや日本に打つ手はないのか……
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と思わせておいて、3人目が待ち構えていたのです。
セナがクリフォードに突っ込むことを知ったならば、阿含は確実に独断でクリフォードを狙うだろうということを予想したヒルマが進に3人目のブリッツを指示していたのでした!!

日本はクリフォードを突破して俄然勢いづきます。
ですがアメリカにはまだドンがいるのです。
峨王が繰り返し突撃するものの決して倒れることのないドン。
ひたすらデルタダイナマイトを敢行してくる峨王にドンはあきれ果てるのですが、より強くなる望みがあるならばその道を登り続ける……マルコが歩み続けてきたその信念を峨王が見せつけ
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デルタダイナマイトを完成、ドンをよろめかせることに成功したのです!
そしてよろめきながらも倒れないドンに止めを刺したのがやはりまたドンと因縁深い大和!
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自分を信じ続けてきた二人によって、とうとうドンまでもが仰向けに倒れることになるのでした!

その後も日本チームは桜庭&高見、鷹、意外な正体が明かされた包帯の男……それぞれの力を見せ付け、拮抗した勝負が続くことになります。
スピードではパンサーにかなわないセナも意地を見せつけタッチダウンの阻止を実現。
日本は徐々に追い上げ、ラストプレーでタッチダウンを決めれば同点……という状態にまで追い詰めるのです。
最後の一手はヒルマ、阿含、キッドによる3人でのドラゴンフライ……そしてやはりセナのダイブ!
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決死の覚悟で挑む勝負、その結末はいかに!!

行くところまで行ってしまった本作。
最終巻はまさに全編これ見所といえ、セナやヒルマでけでなく今まで登場してきたライバルたちの熱い想いと積み上げてきた成果を見せ付けるシーンが連続します。
今まで読み続けてきたファンならばこみ上げるものがあること間違いなしでしょう!
後日談的な内容となる最終回では気になる主要キャラたちのその後が描かれており、これまた興味深い内容になっています!
作品は終わってもキャラクターたちの生活、アメフトに打ち込む人生は終わらないということを感じさせてくれるきれいなエンディングですよ!

単行本描き下ろしも最終巻だけあって超充実。
恒例のQ&Aに加え、本編では語られていなかったサブキャラたちのその後も明かされています。
最後を締めくくるにふさわしい懇親のイラストも収録されており、まさに画竜点睛とはこのことではないでしょうか!

漫画史に残るであろう希少な大ヒットアメフト漫画、「アイシールド21」最終第37巻は好評発売中です!
王城戦以降はかなり賛否両論のあった本作ですが、最終巻で見せてくれた盛り上がりは本物!
感動の結末があなたを待っています!
さぁ、本屋さんに急ぎましょう!!


アイシールド21 37 (ジャンプコミックス)
集英社
2009-10-02
稲垣 理一郎

ユーザレビュー:
これはジャンプの良歴 ...
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本日紹介いたしますのはこちら、「アイシールド21」第36巻です。
集英社さんのジャンプ・コミックスより刊行されました。

作者は稲垣理一郎、村田雄介の両先生。
今までの本作は「アイシールド21」のテーマにて紹介をまとめておりますので、気が向きましたらそちらも見てやってくださいませ。

さて、第35巻で開幕した高校アメフトワールドカップ。
今まで泥門が激しい戦いを繰り広げてきたライバルたちが一同に会して作り上げられた全日本選抜チームは破竹の勢いで勝ちあがり、あっという間に決勝戦にたどりつきました。
ところが決勝戦を目前にして、滾りを押さえきれない峨王が「世界最強のラインマン」の名をほしいままにするMr.ドンを襲撃し……

といった状況で始まる第36巻。
日本では敵無しだった峨王ですが、ドンの攻撃を一発食らっただけで立ち上がれなくなってしまいます。
しかもまともに食らったわけではなく、揉め事で3億円がパーになってしまうことを恐れて止めに入った阿含が攻撃をそらして直撃を免れたにもかかわらず、です!
圧倒的な力の差を見せ付けられた峨王ですが、気落ちするどころか逆に燃え上がって決勝でのリベンジを誓います。
それは阿含もおなじで、自分を歯牙にもかけないドンへの闘志を燃やすのでした。

そしてドンへ意趣を覚えているのはその二人だけではありませんでした。
二人よりももっと以前に、中学時代からの遺恨を抱えている人物……
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それは大和でした。
ノートルダム大付属で最強の称号「アイシールド21」を名乗り、必死にプレイを続けていた大和。
ある時大和は大成する前のパンサーに抜きさられてしまういます。
その姿を見たドンは凡夫がアイシールド21を名乗り、その名を汚すことはゆるされないと大和をノートルダムから追い出し、最初からいなかったかのように記録などを全て抹消してしまったのです!

大和がドンへ宣戦布告し、蛭魔がクリフォードと探りあいをしていた頃、峨王はやり場のない怒りをもてあましていました。
その荒れ狂う峨王の部屋に運悪くやってきたのは中坊。
峨王はもはや見境無く襲い掛かりますが、なんと更に改良を加えた中坊独自の必殺技、Δ(デルタ)ダイナマイトによって逆に峨王を吹き飛ばしてしまったのです!
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更に怒り狂うかと思われた峨王ですが、その一撃を食らった瞬間から中坊を認め、Δダイナマイトを教えろと言い出します!
戦闘に対しては抜群の嗅覚をもつ峨王、おそらくドンを倒すにはこれしかないと考えたのでしょう。
しかし、独自のセンスが絶対不可欠なΔダイナマイトは教えてもらえば出来るというものではありません
間近に迫った決勝戦までに間に合うのでしょうか……

そして決勝戦は始まります。
開始早々ドンによって一撃で栗田がノックアウト。
リタイアと言うわけではありませんが、しばらくの休養は必須です。
その栗田がいない間、蛭魔を守ると宣言したのは峨王でした。
猛然と襲い掛かるドンをブロックする峨王ですが、同時に因縁ある大和もブロックにまわります!
日本最強と言ってもいいパワーとテクニックを持つ二人がかりの渾身のブロックに、流石のドンも……
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崩れずに二人とも組み伏せてしまうのでした!!
恐るべし、ドン!

この後も頂点アメリカの更に頂点にいる実力者5人、通称「ペンタグラム」に圧倒され続ける日本チーム。
モン太も、キッドも、進も、そしてセナさえも歯が立たない現実……
ですが日本が、蛭魔がこのまま終わるわけがありません!
点差は開いたものの、勝負は下駄を履くまで解らないもの。
反撃の狼煙はあがります!


とうとう始まった、正真正銘最後の試合。
とにかくその強さを見せ付けるアメリカチーム。
ですが日本チームにも希望はあります。
着々と精度を上げ続けている峨王のΔダイナマイト、回復して戻ってくる栗田、そして蛭魔と阿含の共闘……
テクニック以上の持って生まれた体格等の素質の違いを痛感させられている現状。
しかしそれを乗り越えた何かを見せてくれるはずです!

世界最強を狙う、クライマックス突入の「アイシールド21」最新第36巻は好評発売中です!
泣いても笑っても次巻、いよいよ最終巻!
日本にプチアメフトブームを巻き起こした意欲作、その最終決戦を見逃す手はありませんよ!
さぁ、本屋さんに急ぎましょう!!


アイシールド21 36 (ジャンプコミックス)
集英社
稲垣 理一郎

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