3階の者だ!!

DEBがお送りするネタバレありのコミックス紹介ブログです。 短編物では一話にスポットを当てて、長編物ではこの後どうなるの?と言うところまで紹介しているつもりです! ※作品記事につきまして、権利者様が問題があると感じられた場合はご一報ください。対応いたします。

カテゴリ: GANTZ

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本日紹介いたしますのはこちら、「GANTZ(ガンツ)」第35巻です。
集英社さんのヤングジャンプ・コミックスより刊行、週刊ヤングジャンプにて連載されています。

作者は奥浩哉先生。
本作の紹介は「GANTZ」のテーマでまとめておりますので、よろしければご一緒にご覧ください。

さて、多恵と再開もつかの間、巨大ロボの中に転送されてしまった玄野。
玄野の周りには他にも多数のロボットが犇いていて、その全てが玄野と同じくロボットの中に転送された戦士たちが入っているようで。
ロボットは半自動操縦で聳え立っている塔に向かっている様子。
この作戦が終われば、玄野は今度こそ多恵と再開することが出来るのでしょうか……?

ロボットにのせられた各地のガンツメンバーたち。
彼らは事情こそ把握し切れていないものの、とにかく塔を破壊すればいいんだな、と気を取り直します。
歩を進めていくロボットたちは、道を阻む建物などを蹴散らしながら進むのですが、もちろん宇宙人もただその振興を見ているだけではありません。
突然放たれた光。
その光は、ロボットの一体をこともなげにバラバラにしてしまったのです!!
光の放たれたほうを見てみれば、巨大な大砲のようなものが見えました。
大砲はゆっくりと方向を変え、再びその凄まじい光を放ちます!
猛然と進んで行く光は、玄野の乗るロボットのほうへと向かってきていたのです!!
歩行が半ば自動である以上、避けることは不可能。
その光は玄野の……
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右隣にいたロボット数体を粉々に破壊してしまいました!!
凄まじすぎる威力に驚愕するしかない玄野。
ふざけるな、死ぬかよ!
ですがその時、叫ぶ玄野の視界に思いもよらぬものが入ってきたのです。
空を舞う、宇宙人の飛行機。
その中には、玄野たちに力を貸してくれた宇宙人のフラと
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多恵が乗っているのはないですか!
すぐにでもロボットを飛び出して多恵を迎えに行きたいところですが、相変わらずロボットから出ることは出来ません。
外からはロボットの中は窺えず、彼女達は玄野のすぐ側を通ったことには気がついていないようで。
再び多恵を呼ぶ玄野の声だけがむなしく響き渡るのでした……

そんな玄野たちの乗るロボットの戦いを見つめているものたちがいました。
人類側のトップといえる彼らは、玄野たちの命懸けの戦いをどこか他人事の用に観戦しています。
自分達には直接機器が降りかかることはないとたかをくくっているのでしょう。
その上彼らは、塔の周りに10体以上ロボットが集まったら自爆させて一気に片付けてしまう、などと恐ろしい作戦を何の憂いも感じさせない表情で提案しているのです。
このままでは、玄野も爆死してしまうところでしょう。
ですがそんな彼らにも程なくして捌きが下されることになるのです。
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気がつけばその部屋一杯にあふれかえっている怪物。
何者かによってハッキングを受け、怪物を送り込まれてしまったようで……
ハードスーツを俺に転送しろ、と言う言葉が木霊する部屋。
やがてその部屋は……爆炎に包まれるのです……

その爆発の影響でしょうか。
ロボット達の歩みは止まってしまいました。
同時に、玄野を拘束していた装置もその力を弱めます。
自由だ!!
内蔵されていた飛行装置に乗り換え、多恵を探す玄野。
多恵たちもロボットの集団の中に玄野がいることはわかっていたようで、二人はすぐに出会うことが出来ました。
ですがその直前で、事情を知らないものの砲撃によって多恵の飛行機は撃墜!
煙をはいて地表へと落下してしまうのです!!
ですが多恵は助かりました。
落下する最中、フラが多恵を玄野の元へと投げてくれたおかげで。
その時にフラはこういったのです。
「私達を滅ぼさないで」。
その言葉は、多恵に重く突き刺さるのです……

多恵を救い出した玄野は再会を喜び合った後、塔の破壊に向かいます。
ですがそこで多恵は玄野にそれをやめるようにお願いするのです。
アレを壊すと、宇宙人の暮らすこの世界は滅んでしまう。
多恵もまた宇宙人によって家族を殺されてしまった被害者。
ですが、それでも続けます。
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あたし達みたいに、普通に暮らしてる人も死んでしまう。
おじいちゃんやおばあちゃんや、赤ちゃんも……
その言葉を聞いた玄野は、その意見を受け止めます。
そしてハードスーツを着込み、破壊にいそしむものたちをとめようとするのですが……
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破壊しようとしていた人物は、西だったのです!!
思わぬところで始まってしまった玄野VS西。
それどころではないこの状況の中で、二人の戦いはどういった結果を迎えるのでしょうか!?

と言うわけで、物語も本格的の大詰めに近づいてきた感のある本作。
人類側のトップといえる人物達が死んでしまったとは言え、ガンツスーツなどの兵器は健在。
塔を破壊するかしないかはともかくとしても、宇宙人側の中枢まで攻め込んでいることも事実な訳で、人類側はかなり優勢といっていいでしょう。
地球陣賀わが勝利をおさめるであろうこのカタストロフィですが、この戦いが終われば全てが丸く収まると言うものなのでしょうか?
テロリスト扱いされてしまっている玄野たちのこれからは?
一体ガンツを生み出した存在とはなんなのか?
残された謎が明かされる日は来るのでしょうか……

戦いも最終章、「GANTZ」第35巻は全国書店にて発売中です!
物語もクライマックスの本作。
次巻、あるいはその次あたりで完結か、あるいは完全なる新展開が待っていそう!
今後の展開、見逃せません!!
さぁ、本屋さんに急ぎましょう!!


GANTZ 35 (ヤングジャンプコミックス)
集英社
2012-10-19
奥 浩哉

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本日紹介いたしますのはこちら、「GANTZ(ガンツ)」第34巻です。
集英社さんのヤングジャンプ・コミックスより刊行、週刊ヤングジャンプにて連載されています。

作者は奥浩哉先生。
本作は「GANTZ」のテーマで紹介をまとめておりますので、あわせてご覧くださいませ。

さて、捕虜解放のため奔走していたクローン玄野たち。
あまりの敵の強さに絶望するものも現われましたが、集まっているのは精鋭ぞろい。
何とか敵を倒していくことに成功したのです。
そんな中で生玄野はとうとう多恵ちゃんと再会!
涙を流し再会を喜び合う二人、これでようやく一安心できるかに思えたのですが……

刀による攻撃しか効かず、逆に相手の攻撃は一撃必殺と言える、絶対的不利。
ですがクローン玄野たちは諦めることなく戦いを続けます。
そして遂には、数多くいた強敵を一掃することに成功したのです。
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しかしこれで敵が全滅したわけではありません。
天井に張り付いたたまま動いていないひときわ巨大な怪物。
今までの敵の強さから考えれば、この怪物も相当な強さを持っていることは間違いないでしょう。
クローン玄野は、全員いっせいに射ち、先制攻撃を仕掛けようとします。
ですがやはりこの敵の強さは凄まじいと予想されるわけで、今のうちに逃げた方がいいという意見も出てくるのです。
それでもクローン玄野は今ここでコイツをやっておかないと、いずれこちらが全滅させられてしまうかもしれない、と主張して、断固として戦う決意を揺るがさないのです。
ところが、レイカまでもが逃げる派に回ってしまいます。
そこでクローン玄野は決意します。
みんなは逃げてくれ、自分ひとりでコイツを倒す。
どう考えても危険すぎるその決断。
死ぬ気なのかとたずねられるのも当然ですが、クローン玄野は死ぬ気なんてないとキッパリと言い切ります。
オレだって玄野計なんだ。
俺ならやれる。
……レイカに作られたただのクローンじゃない。
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クローン玄野は自分の存在の証明も兼ね、一人戦うことを選んだのです!

クローン玄野の決意を受けたほかの面々。
レイカは最後まで迷いますが、万一のことがあって全滅してしまってはいけないと言うこともあり、結局はクローン玄野の意思を尊重することになりました。
こういう時最後まで残る方に回りそうな加藤はというと、ここでは玄野の過去の活躍を振り返り、玄野ならばきっとやってくれると言う信頼もあってその場を離れることを選んだのです。
ひとり残ったクローン玄野は、当初の予定通りガンで先制攻撃。
ガンは怪物にダメージを与え、これならばと玄野は続けて攻撃を仕掛けるのですが……
怪物は謎の念動力のようなもので玄野の武器を破壊。
丸腰となった玄野に対し、オプションのようなものを呼び寄せながら迫ってきて……
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もはやこうなれば玄野はなぶり殺しにされる瞬間を待つほかない、のでしょうか?
しかしそのころ、逃げたはずのレイカが行動を起こしていました。
玄野がいない人生なんて意味がない。
玄野と一緒に死にたい。
そう泣き叫ぶ彼女を止められるものなどおらず……
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今まさに死に直面している玄野の元へ駆け出して行っていたのです……

そのころ、多恵と再会した生玄野のほうにも予想外のトラブルが巻き起こっていました。
前触れも無く突如として始まってしまった転送!!
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泣き叫ぶ多恵の声も聞くことのできないまま、気がつくと超巨大な2足歩行兵器の中に組み込まれてしまっているではないですか!
どうやら以前ガンツを掌握した者達の差し金のようで、行く先にある黒い塔の様な物を壊すというミッションを開始した様子。
この兵器は自動的にその塔に向かって歩いており、玄野のほかにも多数いる歩行兵器に組み込まれたものは、防衛のため襲い掛かってくる敵の迎撃しか出来ません。
最初は突然すぎる展開に慌て、多恵を求めて叫ぶばかりだった玄野ですが、すぐ気を取り直します。
必ず、生きて帰る!
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玄野は堅い決意を胸に、遅い来る敵を粉砕するのです!!

というわけで、またまた多恵ちゃんと離れ離れになってしまう今巻。
玄野と多恵のさがしっこはまたも振り出しに戻ってしまうわけですが、対巨人宇宙人戦は着々と進んでいます。
一応の捕虜解放に成功したクローン玄野たち、そしてなにやら規模の大きい作戦に強制的にとは言え参加させられた玄野。
西も独自の動きを見せ始め、大きな動きが起こりそうな予感をみせてくれます!
さらに暴走とも取れる決死行に向かうレイカや、1人怒りに燃え異性人を駆逐しようとしている桜井などのドラマも気になるところ。
この果てしない戦いは、どんな決着を迎えるのでしょうか!?

クローン玄野と生玄野に今巻もトラブルが巻き起こる、「GANTZ」第34巻は好評発売中です!!
強敵との戦いが繰り広げられる本作。
種族の存亡をかけているといっても過言ではないこの最終決戦。
情報操作によって、悪質なテロリストだと認識されてしまっている玄野たちは、果たして人類を救えるのでしょうか。
そして敵とは言え、人類と同じ人格ある存在である巨人宇宙人を全滅させてよいものなのでしょうか?
その回答は、物語の最後に明かされることでしょう!
さぁ、本屋さんに急ぎましょう!!


GANTZ 34 (ヤングジャンプコミックス)
集英社
2012-05-10
奥 浩哉

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本日紹介いたしますのはこちら、「GANTZ(ガンツ)」第33巻です。
集英社さんのヤングジャンプ・コミックスより刊行、週刊ヤングジャンプにて連載されています。

作者は奥浩哉先生。
本作の紹介は「GANTZ」のテーマでまとめておりますので、あわせてご覧くださいますと幸いでございます。

さて、各地のガンツチームの精鋭とチームを結成し、捕らえられた人々を救出に向かった加藤たち。
ですが巨人宇宙人は様々な化け物や武装を駆使し、人類をあざ笑うかのように殺していきます。
その上、何も知らない一般の人類には和平公約を結んだと言う偽りの事実を明かし、必死の抵抗をしているガンツチームを、平和を壊すテロリストだと喧伝したのです。
玄野はそんな中でも、多恵を探して奔走していました。
ですが多恵もまた、巨人異星人の残酷な罠にはまってしまっていて……

加藤たちは、奇妙な場所にたどり着いていました。
そこには3人ほどの別のガンツチームがいたのですが、既に2人は致命傷を負っているようで、すぐに動かなくなってしまいます。
生き残った一人は、駄目だ、逃げられない、みんな死ぬ!と絶望に暮れているようです。
慌てて駆け寄り、大丈夫かと声をかける加藤。
するとその背後には、水の張られていないプールのような穴が開いており……
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そこには一般人、自衛隊、ガンツチーム問わず、死体がぎっしりと詰め込まれていたのです……!

生き残りの男によれば、彼らもまたさらわれた人間を解放するために、精鋭を集めて宇宙船に侵入してきたんだそうです。
ですが、会えなく全員やられてしまったのだとか。
それが事実であることは、加藤たちの前に広がっている屍の海がまざまざと教えてくれるのです。
相手とは文明のレベルが違いすぎる、人類を救うとか甘いことを言っている場合ではない、逃げるしかない。
おびえきっている男は、やつらにとっては人類の歴史なんてクソの価値もないし、そもそも敵だとすら思っていないかもしれないと続けます。
事実、その頃別の場所では大変な惨劇が起こっていました。

山咲と眼鏡が居合わせていた場所。
そこでは奇怪な生物が大勢現われ、全裸にされていた人々へ襲い掛かっていました。
なす術なく殺されるしかないかとも思われていた人々ですが、一人のおっさんが奮起し、生身で抵抗を試みます。
必死の攻撃で何匹か片付けるのですが、程なくして立ちはだかった大型の化け物には歯が立ちません。
殴りかかっても堪えない相手、負傷する拳、一撃必殺の避けるしかない攻撃。
遂にはむんずと捕らえられ……頭からかじり取られてしまったのです!!
その様子は街角のモニターに映し出されていました。
それを観て、談笑している巨人宇宙人たち……
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確かに人類の反抗など、単なる娯楽の一環としか捕らえていないようです。

加藤達がここに転送されたと聞いた生き残りの男は、ガンツ球までハッキングされているのか、と更に絶望。
ここにいても人質の救出は出来ないと悟った加藤たちは、山咲たちのところへ向かうことにしたのですが……
男は更にその表情をひどくゆがめました。
視線の先には子供が2人。
そして、その一人は小さな化け物を抱えていたのです。
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それを観るなり、来るな、向こうへ行け、近づくなと大慌てする男。
ですが子供たちは、この子は迷子なんだと言いながら近寄ってきてしまいます。
するとその小さな化け物、ピュルルルルと快音を発し始めます。
瞬間、化け物は破裂!!
中から小さな発光体が飛び出し、周囲をふわふわと飛び回りだしたのです!!
生き残りの男はすばやく伏せて、光に触れるなと叫びます。
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なんだかわかりませんが、男がこれだけおびえているのだから何かあるのでしょう。
一同はそれに従い、身をちぢこませるのですが……ガンツチームの一人、関根の体の中に光が入ってしまいました!!
関根の腕の中でなにやらバタバタと暴れだす何か!
もう駄目だと言い出す生き残りの男ですが、とにかく頭を乗っ取られるなと言うアドバイスはしてくれました。
やむなく、腕ごと仲間に切り取らせる関根。
躊躇しながらも仲間の吉川が肘から先を切り落とすと……
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その腕からは関根の頭や腕などの部品がうじゃうじゃと生えてくるではないですか!!
恐ろしい攻撃から、腕を失ったもののなんとか逃れられた……かに見えたのですが……
背中から侵入した光は、既に彼の頭の中に達してしまっていたようで。
頭部が裂け、そこからぞろぞろと生え出してくる関根のパーツ。
一瞬にして関根は、大小さまざまな関根本人のパーツで構成された、巨大な化け物に変じてしまったのです!!
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しかもそれぞれの頭に意思があるようで、助けて、死にたくないと口走りながらも、体は勝手に加藤たちへ攻撃を仕掛けてきます。
同情せず殺せと叫ぶ生き残りの男。
その言葉を聞くまでもなく、もはや助けるすべなどなさそうですが……
ただでさえ強大な敵、装備など無視して人間を化け物に変えてしまう光。
もはや手の施しようがないように見える絶体絶命の危機に、加藤たちはどう立ち向かえばいいのでしょう。
ピンチはこれだけではありません。
多恵を探し、巨人宇宙人の協力者と共に奔走する玄野。
その人類のために、愛するものの為に戦っている玄野が、地球人に対して「テロリストの首謀格」として報道されてしまうのです!!
前門の虎、後門の狼というのにも生易しいこの状況。
絶望しか見えないこの戦いに、光明は差すのでしょうか……

というわけで、絶望的な展開が連続する今巻。
厳しい戦いと残酷な運命が待ち受けてはいるのですが、今巻のラスト近辺でようやくかすかながら反撃が始まります。
それはまだ逆転の糸口と言うにはか細すぎるものですが、もし勝ち目があるというのならばここからしかないのは間違いないでしょう!
玄野、加藤、そして西。
彼らと、玄野に協力してくれた巨人異星人のような理解ある異星人が今後の物語を左右しそうです!!
ですが、その間にも次々と犠牲は生まれてしまうわけで。
誰が生き残り、誰が死ぬのか?
平和になったと勘違いしている地球人類は、首謀格の関係者と言うことになってしまった玄野の家族は?
不安要素は尽きず、平和への道はまだまだ遥かとおくまで続いています!!

異星人の残忍さが露になる、「GANTZ」第33巻は全国書店にて好評発売中です!!
決着の時はまだ遠そうな本作。
激しすぎる戦いの行方はもちろんのこと、種族間抗争にどのような結末がもたらされるかという点にも注目瀬宇ざるを得ませんね!!
さぁ、本屋さんに急ぎましょう!!


GANTZ 33 (ヤングジャンプコミックス)
集英社
2012-01-19
奥 浩哉

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