3階の者だ!!

DEBがお送りするネタバレありのコミックス紹介ブログです。 短編物では一話にスポットを当てて、長編物ではこの後どうなるの?と言うところまで紹介しているつもりです!

カテゴリ: 古屋兎丸

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本日紹介いたしますのはこちら、「帝一の國」第3巻です。
集英社さんのジャンプ・コミックスより刊行、ジャンプSQ,にて連載されています。

作者は古屋兎丸先生。
本作は「古屋兎丸」のテーマにて紹介をまとめておりますので、よろしければご覧くださいませ。

さて、この国を左右する大物政治家たちを生み続けてきた海帝高校のナンバーワンになるため奮闘を続けている帝一。
ナンバーワンの座である生徒会長になるための近道は、時期生徒会長とも腐れる人物の右腕となって今のうちからその地位を確立すること。
帝一は目論見どおり時期生徒会長候補最有力の氷室に取り入ることには成功したのですが、密かに隠れて付き合っている彼女の美美子が、生徒会長を目指すうえで目ざわりとなるライバル的存在の大鷹に抱きしめられているところを目撃してしまい……
帝一の心は揺れ動くのでした!!

あまりにも会長の座に執着しすぎる帝一に不信感を抱いてしまっていた美美子。
帝一は美美子との付き合いすら選挙活動の一つだと考えてはいるものの、それでもなんだかんだいって愛してはいるようで。
しっかりと彼女の心を取り戻しつつも、美美子を抱擁しながら野望に燃え滾る表情を浮かべるのでした!!
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そうしてとりあえずの憂いを解消することが出来た帝一。
その翌日、帝一は親友の光明が発明した高精度の嘘発見器で遊んで(遊ばれて?)いると、急に氷室からの呼び出しを受けました。
帝一とともに、同じく氷室の右腕であり、お互い未来の会長の座を狙って足を引っ張り合う統合も呼び出しを受けていました。
なにやらいつにもましてピリピリしたムードを漂わせている氷室。
そんな彼がわざわざ貞一たちを呼び出したのは、ある特殊任務を命ずるためでした。
二ヵ月後に控えている、次期会長候補の選抜。
そこで会長候補がひとまず三人に絞られるのですが、恐らくここで選ばれるであろう三人と言うのは既に実質決まっているのです。
氷室、先日のサバイバルゲームで活躍した森園、そして氷室が最大のライバルと目する草壁。
問題なのはこの草壁です。
有能な彼が会長候補として選出されれば、氷室と票を食い合って混戦になることは間違いありません。
負けるつもりは微塵もありませんが、勝つ可能性はできるだけ高めておきたいところ。
ならばどうすればいいか?
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……そう、候補者の座に登らないようにしてしまえばいいのです!!

氷室から出された特殊任務は、どんな手を使っても良いから草壁が三人の候補に選出されないようにすること。
もちろんこのことを現会長をはじめとした、この場にいるもの意外に知られることはまかりなりません。
もし知れたとしたら、氷室は容赦なく帝一たちを見捨てて切り捨てるとも明言。
帝一たちもまた、そのリスクを犯す覚悟なくして会長の座に近づくことは出来ないと十分知っているのです。
帝一は氷室の忠犬になると決意しています。
それも、忠犬ハチ公を超え、百公、億公……それをはるかに超越した、忠犬無限大公になる、と!
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氷室のため目ならば、会長になるためならばどんなことでもする。
その覚悟を持って草壁失墜に挑むのですが……
実はこの草壁失墜と言うのは大変すぎる大仕事でした。
氷室自身も今まで様々な手段を講じて草壁失墜を狙いましたが、ことごとく不発に終わっていたのですから……
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とは言えここで自分の有能振りを見せ付けなければ未来はありません。
帝一は早速光明に草壁の情報収集を命ずるのですが……
目下のライバルである東郷、彼の情報収集能力はハンパではありませんでした。
これから草壁の情報を集め、作戦を考えなければならない帝一に対し、統合は既に草壁の弱点を突き止めていたのです!
流石にこのアドバンテージには焦りを感じるのでした!

東郷の見つけ出した草壁の弱点とは、「女好き」であること。
そんなわかりやすい弱点がなぜばれなかったのかと言えば、ひとえにここが男子校であると言うことが大きいでしょう。
草壁の涙ぐましい我慢もあって発覚しなかったのの、東郷の目だけはごまかせなかったと言うわけです。
そこで統合が取った作戦は、女性を使ってのスキャンダル作りです。
ですがここは男子校ですし、身内を使えば足が着きますし、見知らぬ女性にお願いできるような軽いミッションでもないのです。
しかしそこで裏技を編み出しました!
程なく草壁に襲い掛かる(?)謎の美少女!
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果たして草壁はまんまとこの作戦にひっかかってしまうのでしょうか?
そして出遅れてしまった帝一はおめおめと指をくわえてみているしかないのでしょうか!!

と言うわけで、氷室の右腕の座をかけた戦いが始まる今巻。
賭けられているのはそれだけではなく、ヘタを打てばクラス長の座をおわれかねない危険も孕んでいるのです。
女好きと言う以外には穴がない男に見える草壁をどう落すのか。
そして今回はバッチリなように見える、東郷の作戦は成功するのか?
今巻でこの対草壁シリーズは決着します!!
そして、気になる大鷹や森園の周りにも僅かながら動きが見えはじめていまして。
氷室の、帝一の敵は草壁だけと言うわけではなさそうです!!

さらに今巻には読み切りの番外編も収録。
帝一の今の人となりを形成した、ある事件を描いた重要な一編になっています!!

帝一の前に暗雲の立ち込める、「帝一の國」第3巻は好評発売中です!
帝一の野望が成就する日はまだ遠そうな本作。
上を見続けていると、足元が救われてしまいそうな気もしますが果たして……?
さぁ、本屋さんに急ぎましょう!!


帝一の國 3 (ジャンプコミックス)
集英社
2012-07-04
古屋 兎丸

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本日紹介いたしますのはこちら、「帝一の國」第2巻です。
集英社さんのジャンプ・コミックスより刊行されています。

作者は古屋兎丸先生。
本作第1巻の紹介などは「古屋兎丸」のテーマにてまとめておりますので、そちらもよろしければご覧ください。

さて、この国を変えるための第一歩として重要な、海帝高校生徒会長の座を狙う帝一。
1年生の彼に今出来るのは、時期生徒会長と目される氷室に取り入り片腕として認知され、その次の生徒会長の座を磐石のものとすることです。
名実共に1年生の生徒会長候補の筆頭といえる能力を持つ帝一ですが、その障害となる存在も多く存在。
次々と下される指令の他、同じく生徒会長の座を狙う卑劣なライバルの東郷や、生徒会長の地位には興味がないながら不思議な魅力にあふれる大鷹など、一筋縄ではいかない関門が待ち構えているのです!

各クラスのルーム長と副ルーム長、そして各部の部長達は体育館に集められていました。
彼らの前で熱弁をふるっているのは氷室です。
氷室は今度行われる生徒総会の演出を任されたのだそうで、その責任者として各クラスのルーム長に様々な仕事を割り振るためにこの面子を集めたようです。
万が一この生徒総会を失敗させるようなことがあったとすれば……その原因となったものは「架空切腹」だと脅しかけてくる氷室。
架空切腹とは簡単に言えば生徒会活動のメインストリームから外されてしまうこと。
多かれ少なかれ野心を持っているルーム長の面々です。
それだけは避けなければいけません!
いわんやこの国にトップを狙っている帝一をおいてをや、です!

氷室は次々と各人に係を割り振っていきます。
照明担当は普段使い慣れているであろう演劇部の部長。
その補佐と言う重要な役目にあの東郷が抜擢されました!
音楽担当はやはり使い慣れているであろう放送委員。
その補佐はなんとあの大鷹だというのです!
先日の生徒会便りでそこそこの成果を上げている東郷が大事な役に抜擢されたのは頷かざるを得ないわけですが、この大鷹の抜擢は謎。
野心などを感じさせず、適当な印象を受けながらその能力は非凡な大鷹。
その実力は、氷室の眼鏡に適ったと言うことなのでしょうか……?
大鷹の大抜擢に疑問を隠せない帝一。
ですがそのチョ窪の氷室の言葉を聞けば、それどころではなくなってしまいます。
海帝の誇り、「校旗の掲揚」に抜擢されたのが他ならぬ帝一だったのですから!!

今回の大抜擢は、先日の生徒会便りが大きな評価を受けてのことであることは間違いないでしょう。
その成功の立役者であり、無二の右腕である光明とともに今回の役職振り分けについての話をしながら帰宅する帝一。
どうもその直接の原因は以前東郷が氷室に渡した謎のメモであるようなのですが……
そのメモが何なのか考えたところで始まりません。
生徒総会当日は、出入り口係の光明は帝一と離れ離れになってしまいます。
どんなに離れていても心は一緒だ、と2人はその絆を確認しあい、別れるのでした。

その夜、帝一は超プラトニックなお付き合いしている彼女の美美子と恒例の糸電話での会話をします。
お互い心を通わせあった関係ではありますが、そんな関係であって氷室のためだけに動く、と言う行動は理解できないようです。
ですが帝一は毛沢東の「政治と言うのは流血を伴わぬ戦争だ」と言う言葉まで引用し、この行為が大切であると雄弁に語ります。
ぴんとこない美美子は話を変え、帝一に最近ピアノを弾いているかとたずねます。
いそがしくて弾いていないと返す返す帝一ですが、美美子はたまには弾いてねとお願いしてきます。
帝一を好きになったのは、彼の弾くショパンの音色がきっかけなのだから……
そんな乙女の願いを聞いても帝一は上の空。
もう頭の中は明日の生徒総会のことでいっぱいになっているのです。
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その思いを感じ取りながらも、寂しさを隠せない美美子。
彼女の想いは、今の帝一に葉届かないようです……
それも無理の無いこと。
何故なら帝一は、明日失敗したならば本当の切腹も辞さずと言う覚悟で挑もうとしていたのですから……!!

やってきた生徒総会。
イベントは滞りなく進み、効果の斉唱に合わせてタイミングよく校旗を揚げるという仕事も帝一は無事にこなしました。
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光明や氷室と目でその成功を確認しあい、会心の仕事を喜ぶ帝一。
その後のイベント自体も見事な演出と共に進んでいき、後は最後の大役である音楽に合わせて校旗を下げると言う仕事を残すのみです。
ところがここでまた東郷がやってくれました。
東郷の部下である根津が密かに動き、
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校旗をつるしている紐に放って置けば自重で切れるくらいの傷を入れたのです!!
こうしておけば、校旗掲揚係であった帝一が確認を怠ったと言うことで責任を取らされるでしょう。
最大のライバルである帝一が消えれば、生徒会長の座がぐんと近づくと言うものです!
ですがその根津が怪しい動きをしていることに、光明が気付きます。
中学時代のボランティアで習得していた手話で光明は帝一にそのことを報告。
早速帝一はその場を抜け、校旗のもとへと向かうと、その紐は今まさに切れようとしているところではありませんか!!
このマンではイベントがぶち壊しになってしまいます!
咄嗟にその手を伸ばし、両紐を掴んで落下を防ぐ帝一。
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その必死さが身を結んだのか、校旗は僅かに揺れた気がする程度の動きしか見せず、とりあえずの旧知を防ぐことができたのです!!

……が、そこに東郷が現れました。
なぜか落ちてこない校旗を気にして、照明の角度の確認をしてくると言って持ち場を抜け出してやってきたのです。
そしてあろうことか彼は、帝一をくすぐり始めたではないですか!!!
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どんな手を使ってでも帝一を失墜させると息巻く東郷。
お前は腐っていると涙を浮かべて苦悶に耐える帝一ですが、このままではその手を放してしまうのも時間の問題でしょう。
もう駄目だ、と思ったその瞬間、神仏にすがってまで帝一に応援の念を送っていた光明の声が貞一に届いたのです!!
一瞬自分を取り戻せた帝一は必死に記憶をたどり、父から教わった苦難を乗り越える呼吸法のようなものを実践!
新鮮なエネルギーを丹田に流し込んで、現実世界の苦しみなどとは無縁の境地……不会無の境地へと達したのです!!

こうなればくすぐりなど効果は成しません。
これでなんとか大事件を乗り切った……といいたいところですが、なりふり構わなくなった東郷は恐ろしいことに
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足場から帝一を突き落とそうとするのです!!
いざとなれば落ちそうになっていた帝一を自分が助けようとしたと言えばいい、と本気で落とす気をみなぎらせる東郷。
いくら旗を持っていても、体ごと落ちては何の意味もありません。
顎と両足だけで体を支える帝一。
光明も自分の持ち場を離れることが出来ず、もはや助かる見込みは……
帝一は無念の切腹をするしかなくなってしまったのでしょうか!?

というわけで、大役に抜擢され、その妨害と戦う帝一。
このあと帝一に意外な助けの手が伸ばされることになるのですが……
続けて物語は夏合宿シリーズに突入します。
この夏合宿で何をするかと言えば、いわばサバイバルゲーム。
一位になれば生徒会長選挙のときに三票が与えられると言うことで、票数56を取り合う生徒会長選挙においてこの3と言う数字は大きすぎると言っていいでしょう。
ですがそれを獲得するには取り入らないわけには行かない氷室を撃たなければいけないわけで。
サバイバルゲームの生き残り、三秒の獲得、取り入らなければならない相手との戦い、そして生徒会長の座に興味は無いと明言しつつも独自の動きを見せる勢力の存在。
多くの要素が絡み合う、重大なシリーズとなるのです!!
さらにちょっぴり距離が離れてしまっていた感のある、帝一と美美子の関係にも大きな変化が生まれ……?
ますます目が離せない展開が続きます!!

目指すは学校の覇権、国の覇権!「帝一の國」第2巻は好評発売中です!
息詰まる校内政治の闘争を中心に、帝一の青春を描く本作。
12年から掲載雑誌をSQ19からSQに変え、より一層パワーアップを果たしてくれそうです!!
さぁ、本屋さんに急ぎましょう!!


帝一の國 2 (ジャンプコミックス)
集英社
2011-12-02
古屋 兎丸

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本日紹介いたしますのはこちら、「帝一の國」第1巻です。
集英社さんのジャンプ・コミックスより刊行、ジャンプSQ.19にて連載されています。

作者は古屋兎丸先生。
古谷先生とその著作の紹介は、「古屋兎丸」のテーマにてまとめておりますので、よろしければそちらもご参照くださいませ。

さて、本作は学校での権力闘争に挑む少年達を描いた作品となっております。
架空の昭和と言う時代で、繰り広げられる頂点への試練の道のりが壮絶に描かれています!

多くの政治家や官僚を生み出してきた超名門校、海帝学校。
その日は新入生歓迎会が催されていました。
そこで新入生代表として挨拶しているのが赤場帝一(あかば ていいち)。
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最優秀の成績を収めてこの学校に入学した帝一には、すでに明確な目標があるのです。
それはこの海帝学校生徒会長の座。
その座に着いたものは日本一の国立大学への入学が約束されると言う特典があるのですが、それよりなにより招待を約束される「大きな鍵」が入手できるのでそうで。
帝一はその鍵を手に入れるため、心の中でメラメラと闘志を燃やすのです!

まず生徒会長になるための第一歩は、クラスの代表であるルーム長か副ルーム長になって評議会にはいることです。
ですが生徒会長を目指すには少なくともルーム長になることは最低条件。
ルーム長は1ヵ月後、品行方正であること、リーダーシップがあること、入学時の成績の3点を考慮して選ばれるのですが……
担任教師もすでにおそらく帝一がルーム長になるであろう事はわかっているようです。
クラスメイトにも帝一がルーム長に間違いないだろうと思われており、早くも就任後自由に選べる副ルーム長は誰なんだなどと言う会話まで始まります。
ですがその問いには既に答えがでているのです。
中学時代からの右腕である榊原光明(さかきばら こうめい)が副ルーム長に任命することは確実!
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この帝一・光明タッグは音に聞こえた名タッグらしく、そのことに異論を唱えるものなどいないどころか、一緒のクラスになれて嬉しいと言うものまでいるほど。
帝一と光明は余裕の表情を崩さず教室を出てお手洗いに向かうのですが、そこに声をかけてくるものが現われます。
それは隣の二組に在籍する東郷と根津。
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彼はどうやら以前から帝一と因縁があるようで、二組のルーム長は俺が取るからこれからガンガン戦うことになるぜ!いつも真面目にいい子ぶってる帝一のような人物が本当の悪人なんだ!と挑発してきます。
その言葉には流石にカチンと来る帝一ですが、そこはグッとこらえて誰かと戦うつもりなんてない、有意義な高校生活を過ごしたいだけだよと模範的な回答をしてお茶を濁して去ろうとしました。
ですがそこへ東郷は、帝一と光明が中学時代生徒会長&副会長をやってたらしいけどいい気になるなと追い討ち。
その言葉に貞一は、確かに中学の生徒会なんてお遊びだったと認めながら、そこで高校の会長になるのに大事なものを見つけたんだ、と意味深な言葉を返すのでした。

その中学で見つけた大事なものとは、ひとつは盟友である光明。
そしてもう一つは帝一の「夢」なんだそうですが……
その内容は光明にしか明かされないのです。

生徒会長の座に固執する帝一ですが、帝一の父はもっともっと固執しているようです。
それもそのはず、帝一の父はあの東郷の父と生徒会長の座を奪い合い、わずか一票差で敗れてしまったと言う過去を持っているのです。
しかも一票差とはいえ敗北したと言う事実はその後の人生に大きく作用。
帝一の父は学校卒業後に自力で日本一の国立大学にはいり、通産省の官僚となりました。
ですが海帝の生徒会長となった東郷の父は「海帝高校会長会」の強い人脈もあってその通産省の事務次官となっていたのです。
その強力すぎる人脈こそ、成功のための「大きな鍵」!
帝一は父の無念を晴らす意味もこめて、帝一は改めてその生徒会長になる決意を表明したのでした!

そんな気を張りまくる帝一の日常にもほんのひと時の安らぎの時がありました。
それは恋人の美美子との糸電話での会話です。
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まるで戯曲のワンシーンのようなロマンティックなこのひと時。
成績優秀で誰しもからみとめられる能力も持ち、恋人までいる帝一……
勝ち組!といいたいところですが、物凄い努力してそうなうえ恋人いるといっても短時間の糸電話オンリーとか、ねたましさみたいのは感じづらいですな!!

1ヵ月後、1年生の担任会議で各クラスのルーム長に関して語られていました。
そこでチェックされているのは例の三つの要素……ではなく、なんと各生徒の寄付金!!
実は本当の選考基準とは、この寄付金の金額一点だったのです!
どれだけ頑張ってもこれじゃ帝一も……と思いきや、2代に渡って生徒会長戦を戦ってきている帝一はそのことも知っています。
なんと帝一の寄付金は学校始まって以来ダントツ1位の500万円!
裏のほうでも帝一にはまったく死角なしなのです!!

無事ルーム長に選ばれた帝一。
彼は夢に向かって第一歩を歩みはじめました。
中学時代に見つけたと言う彼の夢。
それは「日本を世界一にする」という巨大な夢でした。
そしてその為に目指すのは、総理大臣の地位!!
帝一の人生をかけた、表も裏も噛み締める長く辛い戦いが始まるのです!!
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というわけで、日本を変えるため戦いに挑む帝一。
このあとも帝一は将来の夢のために、あるときは抜群のリーダーシップを発揮し、あるときは自分を捨てて犬に成り下がりながら奮闘していきます。
光明やクラスメイトにも支えられながら、東郷の卑劣な戦術なども潜り抜けて順調の実績を積み上げていく帝一。
ですが、敵は東郷だけでなないのです。
派手さはないものの油断は出来ない各クラスのルーム長たち、そして1人異彩を放つ6組のルーム長、大鷹!
大鷹はなんと学校始まって以来の「寄付金額以外の基準でルーム長になった」人物。
帝一や東郷とは違い野心はなく(表に出していないだけ?)、明るく優しくリーダーシップに富んだ好漢です。
帝一等にも他の生徒と一切分け隔てなく接し、家は両親が他界して4人の弟達を1人で面倒を見ている貧乏一家……と、何から何まで異色揃い!
それでいて成績も超優秀で、海帝中学からではない、外部の中学から入学するための超難問のテストを受けたにもかかわらず、全ての科目で95点以上の好成績を獲得しているのです!
この完璧超人に、6組の担任教師は様々な思惑がどろどろと渦巻くこの学校の改革を託しているようで。
この人物がこれからの物語に大きくかかわってくることだけは間違いないでしょう!!
これからどんな試練が降りかかり、そしてどんな敵が立ちふさがるのか、注目していきたいところです!

陰謀渦巻く学校で頂点に挑む「帝一の國」第1巻は好評発売中です。
架空の昭和での、国の頂点を目指すため学校の頂点を目指すと言う独特な物語が描かれる本作。
この独特なムードが少し人を選ばざるを得ない要素にはなっていますが、そこにはまる人ならばグイグイ引き込まれていくことは間違いなしの作品ですよ!!
さぁ、本屋さんに急ぎましょう!!


帝一の國 1 (ジャンプコミックス)
集英社
2011-03-04
古屋 兎丸

amazon.co.jpで買う
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