カテゴリ: 稲光伸二
「しすとも」 漂流議事堂!突然現われた少女の正体は、板垣退助!?
「性食鬼」第3巻 獅子身中の虫!?女王の種と、強化服装着装置!
「性食鬼」第2巻 迫る女王の手!いずみ、きぐるみ星人女王のお嫁さんになる!?
本日紹介いたしますのはこちら、「性食鬼」第2巻です。
秋田書店さんのヤングチャンピオン烈コミックスより刊行、ヤングチャンピオン烈にて連載されています。
作者は稲光伸二先生。
前作第1巻や、さっぱり第3巻が出る様子の無い「大江戸!!あん・プラグド」の紹介記事は「稲光伸二」のテーマでまとめています。
よろしければそちらも併せてご覧くださいませ。
さて、ひょんなことからきぐるみ型宇宙人と戦うハメになってしまったいずみ。
バニー型宇宙人のうさ山や、対宇宙人用組織「KAXA」の協力を得たものの、なんだかこっぱずかしい水着のような強化服を着なければならず……
そんな葛藤の中、避けようのない流れで学生に擬態していたきぐるみ型宇宙人を倒したいずみ。
その様子をきぐるみ型宇宙人の女王が目撃して……?
きぐるみ型宇宙人の女王は、他の部下達とは違って普通の人間の女性のような姿をしています。
そして女王は、なぜかいずみのことを甚く気に入った様子。
わらわの「嫁」にふさわしいかどうか試したい、と自分の元につれてくるよう部下に命ずるのです。
ですがいずみには強制的にきぐるみ星人の擬態を解く力があり、強化服を着た状態では力がさらに強化され、きぐるみ星人を一瞬で絶命させてしまうわけで。
そう簡単に捕獲することは出来ません。
幹部格らしいクルィーグレなるきぐるみが出撃すると進言するのですが、女王はそれをさえぎりました。
気が変わった、自分が直接出向く。
そう言った女王は、なにやら装置の上に手をおきました。
そして装置が光を発したかと思うと、女王は突然意識を失い……
いずみによって半壊させられ息絶えていたはずのきぐるみ星人の亡骸に意識を移したのです!!
女王はいずみによって破壊された右半身を再生し、一直線にいずみの元へと直行!
物凄い勢いで追いかけてくる女王きぐるみから逃げ惑ういずみですが、女王はどうも乗り移った体をうまく操れないようで。
エキスが足りぬ、と呟いたかと思うと、周りの女子を捕らえはじめ、ガンガンエキスを吸い始めました!!
エキスを吸った女王きぐるみは見違えるようにパワーアップ!
今まで思うように動けなかったのがうそのように動き回り、あっという間にいずみを教室のかどに追い詰めます。
ジリジリとにじり寄って来る女王きぐるみ。
ですが幸いと言いますか、いずみの体は今強化服をまとっています。
意を決し、拳を振りかぶって戦いを挑むいずみ。
ですがその攻撃は全然手ごたえを感じず……まったく効果がないのです!
どうやら強化服を着ていても、いずみが性的な意味で興奮し、「エロス」なる未知のパワーを発揮していない時は攻撃力が皆無に等しいようです。
天性のエロス好きであるいずみ、まったく望んではいないけれどと自分の中で正当化しながら、きぐるみ星人の職種のするがまま身を任せるのです。
ところが女王は普通のきぐるみ星人ではありませんでした。
いずみが着ている水着のような服が地急性のものでないことをあっさり看破。
そして、きている本人以外による脱衣が出来ないはずの強化服を
いともたやすく破り去ってしまったのです!!
こうなればもう打つ手なし、
いずみは女王に連れ去られてしまうのでした!!
実はうさ山、女王が来ていることを知っていました。
それどころか、あえてそのことをいずみに教えず、連れ去られるのを待っていたのです!
女王が地求人の嫁候補を見つけ、巣に持ち帰る。
その時を待ち、巣の場所を突き止められるこのチャンスを!!
目が覚めると、いずみは喰種まみれのベッドの上に寝かされていました。
そしてその前に堂々と本当の姿で現われる女王。
女王は単刀直入にいずみを拉致してきた目的を告げました。
自分の四つ木を残すのにふさわしい母体を探してこの星に来た。
いずみこそがその大役にふさわしい。
……いずみと繁殖行為をしたい、と!!
いずみは女王の股間に生える、男の人のアレっぽいものに威圧されながらも、地球では拘束して無理矢理行為に及ぶのは犯罪だと精一杯の抵抗をします。
ですがこの触手ベッドは拘束ではなく、「エステ星人」なる宇宙生物で、細胞レベルでいずみの体をリフレッシュさせてくれるものなんだとか。
確かに職種の動きがひと段落着くと、、いずみの体は肌つやつや、無駄毛どころか首からしたの毛が一本もないくらい程つるつるに整えられており……
体に磨きがかかった状態のいずみに、全裸になって迫る女王。
この女王の居城にあるものは、家具や装飾品に至るまですべて自分に忠誠を誓ったものだ。
いずみもそうなってくれると嬉しい。
そういいながら歩み寄ってくる女王。
その姿に、いずみはなぜか胸の高鳴りを感じてしまい……
言い知れない魅力に、このままいずみは女王のものとなってしまうのでしょうか!?
この城を突き止め、潜入したはずのうさ山は何の目的があるのでしょうか?
そしていずみが女王の毒牙にかかる前に救出することが出来るのでしょうか!!!
というわけで、いきなり女王にとっ捕まってしまった今巻。
このままきぐるみ星人達と戦っていくのか?と言う予想を覆し、急展開を迎えることとなります。
いずみの体に襲い掛かる変化、いずみの秘められた特殊能力を探ろうとする勢力……
単純な対異星人モノではなく、数々の要素が絡み合うストーリーが展開することになるのです!!
もちろん本作の肝といえるエロス要素もふんだん過ぎるほど収録!
とある理由によって出番の減るうさ山の穴を埋めるかのように現われる新キャラ、リカ。
いずみだけでなく、彼女もまたたくさんサービスしてくれるのです!!
新展開を迎える、「性食鬼」第2巻は全国書店にて発売中です!!
エロスだけでなく、ストーリー面もひねりが加えられている本作。
お話もお色気要素も目が離せません!!
さぁ、本屋さんに急ぎましょう!!
「性食鬼」第1巻 日々エロスな妄想に浸るいずみに前に現れた、「着ぐるみ」!その正体は!?
本日紹介いたしますのはこちら、「性食鬼」第1巻です。
秋田書店さんのヤングチャンピオン烈コミックスより刊行、ヤングチャンピオン烈にて連載されています。
作者は稲光伸二先生。
稲光先生とその著作「大江戸!!あん・プラグド」の紹介は「稲光伸二」のテーマで紹介をまとめておりますので、併せてご覧いただけますと幸いです。
さて、本作はひょんなことから宇宙人との戦いに巻き込まれてしまった少女の奮闘を描く作品です。
本作の売りはなんと言ってもそのエロス。
タイトルからもうかがい知れるように、エロスを前面に押し出した作品なのです!!
昨今巷を騒がしている変質者の話題でざわめいている教室。
そのクラスのクラス委員長、野川いずみは保健室のベッドにいました。
成績は学年で3位以内をキープし、つんけんした感じの「真面目」と言う言葉がぴったりな彼女。
ですがベッドにいた理由はおおよそそのイメージとはかけ離れたものでした。
それは……自家発電!!
こんなことしてはいけないと思いつつ、我慢しきれず学校でついついコトに及んでしまっているのです!!
そんな彼女も人前ではまさに勉強一直線な真面目さん。
女子にキャーキャー言われているイケメン教師、国領に用事を頼まれて二人きりになっても特に何の反応も見せずに仕事に向かうのです。
ですが心の中では国領の体にムラリムラリと興奮を覚えていたり、じつは自家発電そのままにおパンツをはかずにいたりともう大変。
彼女は日々自分の胸中で渦巻きまくるエロスと戦いながら生活していたのでした。
内なるエロスとの戦いに耐え抜いたいずみさん。
国領との用事を終え、ぐったりと疲れ果てた体を休めるため家に帰る……前におパンツをはくために人気の少ない旧校舎のトイレに向かいました。
するとトイレの中に
なんかどろどろの液で体を汚した、半裸の女性とが座り込んでいるではないですか!
普通に考えれば強姦でもされた、と言うのが自然。
被害者らしき彼女は正気を失っており、言葉にならない声を漏らすばかり。
一体何があったのか?と戸惑っていると、突然そのトイレに
着ぐるみみたいなのが入ってきたのです!!
何も言わずのしのしと歩いてくる着ぐるみ。
言い知れぬ恐怖を感じ、いずみはそれを押し倒して逃げ出すのですが、慌てすぎたためか転倒し、追い詰められてしまいます。
助けを求めながら這うように逃げるいずみ。
迫り来る着ぐるみ、その後ろに
大胆な格好のうさ耳の女性が現れ、その着ぐるみを手にした銃で粉砕しました!!
人殺し?と思いきや、その着ぐるみの中はなんか先ほどのどろどろの液体がつまっているばかりです。
うさ耳の女性は、その着ぐるみには中の人などいない、こういう生物だと説明してくれました。
そしてその体液に含まれるフェロモンに反応し、仲間が来ることも……!
程なくして現れたあらたな着ぐるみ。
複数現れた着ぐるみに出口をふさがれ、やむなくまたトイレに逃げ込む2人。
3階にあるこのトイレに逃げ込んでも状況は悪いまま。
うさ耳の女性は「結界」と称したガムテープ的なもので扉をふさぎますが、あくまで時間稼ぎに過ぎません。
その僅かな時間に、女性はあの気ぐるみについて説明してくれました。
あの着ぐるみは俗に言う「宇宙人」。
そしてその体液はたんぱく質以外のものを分解し、更にそれを浴びた女性……いずみをマーキングしたかのようににおいをたどって襲ってくる、と。
先ほど着ぐるみを倒した銃は次撃てるようになるまで時間がかかるそうで。
ここから逃げるには、女性が持っている強化服を着て着ぐるみを倒すしかないとか。
ですがうさ耳の女性は戦えません。
なぜなら彼女……うさ山もまた宇宙人で、体がシリコンでできている=着ぐるみの体液で溶かされてしまうからです。
泉が迷っている間にうさ山は持っていた普通のピストルをとりだし、扉に穴をあけて今にも乱入せんとしている着ぐるみを打ち抜きます。
しかしその程度の攻撃では着ぐるみの持つ再生能力に追いつかず、やはり時間稼ぎに過ぎないのです。
やがて悩んだ末戦うことに決めたいずみ。
別に正義に目覚めたとかではなく、いざとなったら自分だけ逃げればいいんだし、強化服はもらっといて損はあるまいと踏んだから。
うさ山はすぐその強化服を出してくれるのですが、なんとそれは
かろうじて大事な部分を隠せるかどうか……という、きわどい水着のようなものじゃないですか!!
普通ならば到底着られない服ですが、緊急事態ですし、なによりすっごいエロス心をもついずみさん。
ちょっぴり興奮しながらその服を身に纏いました。
するといずみに大きな変化が現れます。
身体能力が上がる……のも確かなようですが、それよりなにより体が火照りまくって仕方ない状態になってしまったのです!
ともかくその強化服の力はホンモノの様子。
触れただけで着ぐるみの体を溶かすことができ、その隙に2人はその場を脱出します。
その逃げ道の最中、行く手に掃除か何かをしている用務員らしきおじさんの姿が見えました。
すかさず助けを求めるのですが、そのおじさんはいずみに「いい匂いがする」と言ったかと思うと
体が裂けて中から例の着ぐるみが出てきたのです!!
2人は引き返そうとしますが、そちらからも着ぐるみがやってきています。
うさ山は着ぐるみに張り倒され、ノックダウン。
残ったいずみは3匹の着ぐるみに取り囲まれ、先ほど体を溶かされたのはその服のせいではあるまいか、と脱がしにかかってきたのです!!
がっしりと押さえ込まれてしまい、身動きできないいずみ。
このまま先ほどの女生徒のように襲われてしまうのでしょうか!?
思いもよらない展開が待ち受けているのです!!
というわけで、エロスな戦いが繰り広げられる本作。
前述したとおりに、惜しげもなく放出されるエロスが最大の売りと言えましょう。
特に主人公のいずみさんは宇宙レベルのエロス力の持ち主でして、そのエロスさが物語の鍵を握ることになるのです!
そんなエロスは勿論ですが、物語のほうも気になる点が多数存在。
着ぐるみの宇宙人の謎多き生態や、「女王」の存在、人間の着ぐるみを着てすごしている着ぐるみ宇宙人、そしていずみが戦いを続けなければならなくなってしまう衝撃的な事件など、エロスのみではないストーリーも引き込まれる内容なのです!
沸き立つエロスと渦巻く謎、「性食鬼」第1巻は好評発売中です!
表紙から想像できる以上のエロスッぷりを誇る本作。
可愛いはずの着ぐるみが襲ってくると言う、奇妙な恐ろしさ、気味悪さも注目の作品ですよ!!
さぁ、本屋さんに急ぎましょう!!