3階の者だ!!

DEBがお送りするネタバレありのコミックス紹介ブログです。 短編物では一話にスポットを当てて、長編物ではこの後どうなるの?と言うところまで紹介しているつもりです!

カテゴリ: 青木潤太朗

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本日紹介いたしますのはこちら、「℃りけい。(どりけい)」第3巻です。
集英社さんのヤングジャンプ・コミックス・ウルトラより刊行、ウルトラジャンプにて連載されています。

作者は青木潤太朗、わだぺん。の両先生。
本作の紹介は「℃りけい」のテーマにてまとめておりますので、よろしければ併せてご覧くださいませ。

さて、理系女子達が様々な方面でディープな日常を送る様を描く本作。
今巻でもサイエンス系クラブならでは(?)のアレコレを見せてくれるのです!

夏休み。
各運動系のクラブは大体がそれぞれの大会に出場していまして、運動系はまさに今が本番の真っ最中といったところでしょう。
そんななか、サイエンスクラブの部長達がなにやらじゃんけんをしています。
負けたのは化学部の真理と、我らが物理部のトノエ。
で、これで何を決めたのかと言うと……
プールの掃除当番です!

プールが欠かせない部活と言えば水泳部。
水泳部がプールの掃除をすればいいじゃん、と言いたいところですが、逆に言えば水泳部こそ夏が絶対に逃せないわけでして。
夏休みだからと言って特に何かがあるということもないだろう、とサイエンスクラブの面々に白羽の矢が立ったわけです!
たしかにサイクラの面々は、夏休みの予定と言っても
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大作ゲームとネット巡回で、朝寝て昼起きると言うただれ放題なものくらいしかなく。
この采配はバッチリと言わざるを得ないでしょう!

で、やってきました水のないプール。
あいにく空はどんよりと曇っておりますが、トノエによれば「いい天気」。
真夏の快晴なんて有害なだけ、曇りこそベストだよ言い切るのです。
すこし遅れてやってきた真理や蘭も、鉛色の空を見てご満悦なところを見ると、どうやらサイクラの面々からすれば半ば常識なようです。
そこで花織は、確かにかんかんに晴れたりしたら、あやあたりが水着の上から白衣を着るとか言い出しそうだと、と笑います。
するとそこに、件の彩がやってきます。
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まさかの水着+白衣の姿で!!
曇ってたって紫外線はある、あたしは日焼けが嫌いなんだ、とのことですが……
いくらなんでもこのいでたちはどうかと思います!!

やがて、化学部の一年生達が、ダンボールを運んできます。
中にはなにやら液体が満たされているペットボトルがはいっています。
マリはそれの蓋を開け、くんくんとにかぎ、食べるわけじゃないし大丈夫だろう、などというのです。
花織がそれはなんだろうと覗き込もうとしたところ、真理はそれを蓋をしないまま投げてよこします。
何故中身が出ないんだ?とさかさまにしてみると、
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なにやらどろりとした粘液が出てくるではありませんか!
ゾル上のそれ、去年科学部が文化祭で使ったシャボン液の試作品なんだとか。
もったいないから掃除に使おう、と持ってきたのです。
成分的にはどうなの?とたずねてみれば、市販の洗剤を混ぜたのに糊とかグリセリンとかを足しただけだから多分大丈夫だ、とのこと。
その言葉にひっかかったのは花織。
たしか洗剤って「混ぜるな危険」とかいてあった筈。
そんなことをして危なくはないのか?と言う、至極真っ当な疑問が頭をもたげてきたのです。
ですがそんな質問にもなれたもの。
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「危険を承知の上」ならいいんだよ、と化学部らしいお返事が返ってきたのでした。

にわかに降って湧いたシャボン玉祭りに、トノエとと蘭は大盛り上がり。
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半分遊びのような感じで掃除を勧め、くたくたに疲れ果てることにはほとんど掃除が終わっていました。
後は残った泡をすすぐだけ。
そんなところで、この仕事を命じた副会長が差し入れを持って現われました。
差し入れは大学芋。
なんでも化学部、以前の文化祭で大学芋を作ったんだそうで、そのノウハウがこのシャボン液を生み出したんだそうです。
全然縁もゆかりもないような気がする二つのものですが、添加物で作った乳化剤も洗剤も、「水」と「本来水と混ざらないもの」をまぜる界面活性剤、似たようなものなんだそうです。
あんなどろりとした液のようなものが、普段の食べ物に入っているなんて、とちょっぴり気持ち悪くなってしまう花織。
ですがそのことをよくよく考えるヒマもなく、足に鋭い痛みが走ったのです!
視線を下げてみると、そこにはアリが行列を作っており……

かつてこのシャボン液を作ったとき、粘性を持たせたいと蜜や糖なんかを混ぜていたのを忘れていたそうで。
甘い香りに引かれ、虫がもりもリと寄ってきてしまったのです!
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飛んでプールに入る夏の虫。
大量の虫たちは、後で生物部がおいしくいただいたそうです(資源として)……

というわけで、物理部の皆さんのスク水姿を拝むことの出来るエピソードを収録した今巻。
この他、蘭を主役にしたエピソードや、彩の黒歴史がセキララに明かされてしまうお話、保健の谷崎先生や、彩の妹と言った綺麗どころが登場するお話などなど、様々なお話が収録されています。
多種多様な日常漫画界の中でも、とりわけディープな趣味を持つ彼女達。
今回もそんなディープでユーモラスで、キュートな日々をおなかいっぱい堪能できるのです!

ドのつく理系女子のインドアライフ、「℃りけい」第3巻は全国書店にて発売中です!
物理部の面々はもちろん、それ以外のサイクラの皆さんの活躍も増えてきた本作。
作中では水着にならなかった聖のスク水姿を拝める物理部勢ぞろい水着カラーピンナップもついて、萌え要素もバッチリですよ!
さぁ、本屋さんに急ぎましょう!!


℃りけい。 3 (ヤングジャンプコミックス・ウルトラ)
集英社
2012-02-17
わだぺん。

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本日紹介いたしますのはこちら、「℃りけい。(どりけい)」第2巻です。
集英社さんのヤングジャンプ・コミックス・ウルトラより刊行、ウルトラジャンプにて連載されています。

作者は青木潤太朗、わだぺん。の両先生。
両先生と本作第1巻の紹介は、11年1月19日の記事にて記載しております。
よろしければあわせてご覧くださいませ。

さて、理系少女達のちょっと換わった日常を描いている本作。
基本的に一話完結型の本作ですが、第2巻では一話完結ではあるものの、ひとつの大きな流れに乗った物語が展開するのです!

生物部や地学部なんかの力をかり、屋台で大学芋をうって一儲けを企てる物理部の皆さん。
何のためにそこまでしてお金をためたいのかといいますと、それもひとえに文化祭のためです。
文化祭である出し物をしようと考えているトノエたちですが、それを行うためには先立つものが必要とのことで。
いつもの通り理系の考え方をもって商売に励むのでした。

そんなある日、物理部の良心(?)、花織が熱で倒れてしまいました。
文化祭が目前に迫っているところで、準備も忙しい中でのダウン。
もちろんそんなことを疎む物理部の皆さんではありませんが、当の本人としてはやはりやりきれない想いを抱えてしまうのです。
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で、結局文化祭でなにを出し物にするのか。
それはなんと「回転寿司」!
物理部の出し物ですから、当然見せるべき部分は「寿司」ではなくて「回転」のほう。
あのぐるぐる回るアレを自作しようと言うのです!
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2人くらいしか座れないようなコンパクトのサイズにした上、動力をモーターなどではなく、連動しているクランクを回す人力にすることなどによって極限まで安上がりにした設計図を元に早速作り始めようとしているトノエ。
ですが、商売系の出し物の場合はレジスターをレンタルしなければならない決まりがあったりするため、屋台で稼いだ路銀を合わせても正直言ってまるで足りません。
せめて何か代用するか削れれば事情も変わってくるのですが……

保健室で自分のふがいなさを悔やみながらもうとうととしていた花織。
ふと感じた冷たさで目を覚ますと、
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頭の上に銅線が載っており、それがファンで冷やされておりました。
こんなことをするのは物理部を置いて他にいるわけがありません!
物理部の皆がお見舞いに来てくれていたのです。

お見舞いがてら、その場で引き続き出し物の相談を始める一同。
トノエが装置を改良し、
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中華料理のテーブルのような構造にすることによって更なるコストカットに成功したものの、まだ予算的には危ないところ。
とりあえず計算してみるか、と必要なものの値段を読み上げながら確認し、さあ電卓できっちり計算してみるか……と言うところでその和をスパッと答える声がかけられたではないですか。
声の主は花織。
彼女は幼い頃そろばんをやっていたこともあり、足し算引き算の暗算が大得意なんだそうです!
理系らしい特技と言えばそう言える、ちょっと意外な特技が明らかになった花織。
そんな特技を目の当たりにした彩にある名案が浮かびました。
それは、暗算も出し物にしてしまうこと!
物理に使っていたら計算もできるようになったよ!と言う体で、出し物として「人間レジ」をやってもらおうと言うアイデアです!
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これならばネックになっていた高額なレジのレンタル料はゼロ。
これで晴れて回転寿司のアレを作る予算を確保完了!!
あとはちゃっちゃと作り出すだけとなったのでした!!

というわけで、文化祭の出し物が決まり、それに向けての活動が描かれる今巻。
このあとも回転寿司の回るカウンターの制作風景などが描かれ、いよいよ文化祭ムードが高まってきます。
そして今巻後半の目玉は、他の文科系クラスの皆と一緒に学校で一泊するお泊り会!
彩と真っ向からぶつかりあってしまう化学部の一年生の蓮や、科学部の部長に恋焦がれるガチ百合少女の桜など、新キャラも続々登場します!
本作では珍しい、多数のキャラが絡むシーンがたっぷりと堪能できますよ!
さらに女の子ばかりが登場する作品で、お泊りとなれば欠かせないのが入浴イベント。
大きい人からちいさな人まで、惜しげもなくその肢体をさらけ出してくれておりますぜ!!
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理系な彼女達の弩理系な日常、「℃りけい。」第2巻は好評発売中です!
文化祭の準備で一生懸命な彼女達が印象的な今巻。
お色気要素も盛り込み、本作に欠かせない要素である科学薀蓄もふんだんに盛り込まれた、死角なし(?)の出木となっています!
さぁ、本屋さんに急ぎましょう!!


℃りけい。 2 (ヤングジャンプコミックス・ウルトラ)
集英社
2011-07-19

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本日紹介いたしますのはこちら、「℃りけい。(どりけい)」第1巻です。
集英社さんのヤングジャンプ・コミックス・ウルトラより刊行、ウルトラジャンプにて連載されています。

作者は青木潤太朗、わだぺん。の両先生。
原案・脚本を担当されている青木先生は、大変釣りがお好きなようでそれに関しての同人誌を出版していたり、それどころか釣り雑誌で記事を書かれたり、釣りネタで講談社Birthの新人賞に応募されてみたり、サンデーGXの「釣りチチ・渚」の監修をされてみたり……と、釣り系に特化した(?)作家さんのようです!。
漫画のわだぺん。先生は、アニメ制作会社で原画や作画監督として活躍されたのち、漫画やイラストなどの画業に転向。
同人業界で活躍をされていたりもしたようですが、漫画連載は本作が初めてで、単行本発売も初めてとなります。

さて、本作は物理部の女子高生達の日常を描いた漫画です。
タイトルが示すとおりに「ド理系」な少女たち揃いとなっておりまして、メインキャラ全員が他の日常系漫画では1人いるかいないか……という機械いじりだの実験だのが好きなキャラクターに。
様々なシチュエーションが求められる日常漫画界のなかでも、なかなかに珍しい設定となっているのです!

CPUの熱でコーヒーを沸かし、ビーカーに注ぐ……と言う、いかにもな給仕をしている少女。
彼女はこの物理部の副部長を務めている2年生、曾野彩です。
コーヒーの数は3つ。
一つは当然自分のもの、残りの二つはそばかすにぼさぼさ頭、そして大きなおっぱいがトレードマークの2年生、菊池蘭と、
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同じく2年生の部長である伊藤トノエに渡されました。
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レトロゲームにいそしんでいたり、なにやら工作に没頭していたりする2人に、彩はため息をつきながら新入生のための部活紹介が今日だという事がわかっているかと尋ねます。
なにせいまだに何をやるかも決まっていない上、現時点で進入部員がゼロなのですから慌てなければいけません。
しかもトノエが8万円もするロボット刑事、コンドーくんを買ったことによって部費も底を突いているという絶望的状況!
他のサイエンス系クラブは部員の確保に成功しているだけに、是非とも新しい部員が欲しいところです!
ですが他の部のようなウリもなく、物理部らしい目を惹く発表などそう簡単に思いつくはずもなく。
困り果てる彩ですが、トノエには何か秘策がある様子!
ちゃんと考えてあると大見得を切り、部活紹介のときを迎えるのでした。

他の部が派手な見世物などを見せ付ける中、いよいよまわってきた物理部の順番。
そこでトノエが自信満々に行ったのはなんと!
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ハンダ付けでした……

当然盛り上がっているのはトノエ1人。
その日の下校時間まで待ってみてもやはり進入部員は現れず……
やむなく景気づけにどっかよって帰ろうかと言うことになるのでした。
何が入ってるのかもわからないほど色々詰め込まれた白衣を脱ぎ捨て、おとなしく帰ろうと部室の扉を開ける3人。
するとそこには1人の1年生が待ち構えていました。
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そのちっこい1年生、船橋花織はほかならぬ入部希望者!
彼女、部活したがるほど物理が好きと言うだけでもう物好きな気がしないでもありませんが、彼女は先ほどのウケようと言う気が全然見えてこないハンダにときめいたと言う筋金入りの物好きです!
大逆転の進入部員ゲットに湧きながら下校する4人ですが、その横を風のように走り抜けて物理部の部室の前に立つ少女が登場。
彼女は剣道部所属で花織のクラスメイトでもある掘聖。
剣道部が何か用事に来たのかと思いきや、
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彼女もまた掛け持ちながら物理部への入部希望者だったのです!
聖は自作PCが趣味だそうで、純粋に機械とかいじりたいから来た様子。
部員減少(と浪費)に伴う部費不足で困窮にあえいでいた物理部、9回裏に逆転ホームランが出たようです!!

新たな仲間となる新入部員二人ですが、とりあえず物理部が普段はどんな活動をしているのか気になるようで、素直にその質問をぶつけてきました。
すると2年生3人は
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堰を切ったようにそれぞれ勝手に自分がいつもやっていたことをぶちまけ始めたのです!!
そのバラバラぶりにちょっと気圧される花織と、その楽しそうな表情にときめいている聖。
そんなそれぞれに対し、トノエは満面の笑みで、「物の理」で何でもありなのが物理!と強引にまとめるのでした!

と言うわけで、それぞれ好きな分野が微妙に異なる物理部員が色々行う本作。
その理系的な要素を結び付けつつ、日常の様々な出来事をこなしていくことになります。
女子にとっての天敵ともいえる身体測定を長風呂などの科学的なダイエットや磁石を使用した目盛りのかく乱等によって潜り抜けてみたり、機械修理と言うトノエの趣味を活かして部費集めに奔走してみたり……
休みの日でもミニ四駆ケースを自作パソコンに改造するためにお店を廻るなど、平日休日問わない理系振りを発揮!
さらに性格の違いと言う点だけではなく、それぞれが理系と言う縛りがありつつも得意分野が異なると言う個性を生み出すことに成功しています。
萌え要素も勿論多く含まれているのですが、やはり注目したいのは本作ならではの萌え要素。
理系ならではの、作業に没頭して汚れや疲労などに気が付かない姿や、瓦礫(?)にうずもれて眠る姿などが楽しめるのです!
……これを萌えと言っていいのかは意見が分かれるかもしれませんけどね!!

理系少女の日常が描かれる「℃りけい。」第1巻は好評発売中です!
現実世界では、理系といえば圧倒的に男性が多数。
実際にはまぁいないであろうディープなキャラだからこそ映える(?)、ガチガチ理系女子の奮闘を楽しめる作品となっています!
さぁ、本屋さんに急ぎましょう!!


℃りけい。 1 (ヤングジャンプコミックス・ウルトラ)
集英社
2011-01-19
わだぺん。

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