3階の者だ!!

DEBがお送りするネタバレありのコミックス紹介ブログです。 短編物では一話にスポットを当てて、長編物ではこの後どうなるの?と言うところまで紹介しているつもりです!

カテゴリ : エニグマ

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本日紹介いたしますのはこちら、「enigma【エニグマ】」第7巻です。
集英社さんのジャンプ・コミックスより刊行されました。

作者は榊健滋先生。
本作は「エニグマ」のテーマで紹介をまとめておりますので、よろしければご覧ください。

さて、髑髏の破壊の為に外骨島行きの電車に乗り込んだスミオ。
道中でキリヲと合流することになったスミオですが、その二人の前にとうとうカニバル、咬田使命が姿を現したのでした!!

カニバルはスミオのほうへとにじり寄り、髑髏をよこせと迫ってきます。
数々の人間を食らい、キリヲを陥れてまでかなえたい願いとは何なんだ?
スミオはそう問いかけるのですが、カニバルは一切その話に耳を貸しません。
髑髏をよこせとしか言わないカニバルは、ひいなの力、「第3の手」を使って髑髏を奪おうとします。
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更にカニバルはモトの姿を消す能力も使い、髑髏を奪おうとしてくるのです!
となりの車両に逃げるスミオ、カニバルの腹の中から食われて能力を奪われてしまった皆を助けなければとキリヲに持ちかけます。
キリヲも能力を使われては厄介だと同意しながらも、「俺は何もしない」ときっぱり言い切ってしまうのです。

扉を蹴破り、その車両に乗り込んでくるカニバル。
身体能力を上げるアルの力を使ったのでしょうが、まだその力は使いこなせていないようだとキリが挑発をしました。
あんなやつらを食えば胸焼けしそうだ、とはき捨てるキリヲの背中には、いままでスミオが背負っていたリュックが。
それを見るなりカニバルは血相を変え、髑髏をよこせ!と再び迫ってくるのです!

実はそのリュックに髑髏はなく、別の場所に隠れていたスミオが髑髏を持っていました。
この間になんとか皆を助け出さなければ、と考えたスミオはテレパスを使い、仲間の誰かと連絡が取れないかどうか試してみます。
そのコールが呼びかけている相手の一人、タケマル。
彼は骨のつまった棺おけのようなものの中で意識を失っているのですが、そんな彼をたたき起こす人物がいました。
謎に包まれていた、覆面の紳士です。
どうやらここはカニバルの腹の中。
タケマルが周りを見回してみると、自分と同じような棺おけで眠るe-testの仲間達がいるではないですか!
慌てて声をかけてみますが、目を覚ますのはアルだけ。
このままではカニバルに完全に消化されてしまう、とあせっていると、そこにスミオの呼びかけが飛び込んできました!
スミオはタケマルの逆再生能力で、仲間を元の状態に戻せないかとたずねます。
ですがタケマルももう体力の限界が近く、一人を復活させるのがせいぜいだとか。
誰を復活させればいいか?考えたスミオは、その一人にキジマを選びます。
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e-testなどで自分達を苦しめてきたキジマを助けることに抵抗を感じたタケマルですが、ここはスミオを信じるしかありません。
復活したキジマは、覆面の紳士を知っているようでなにやら驚きの表情を見せますが、今はとにかくこの場を逃れることが先決。
キジマは自身の能力でこの部屋そっくりのコピーを制作。
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存在する物体などはそっくりそのままですが、流石に消化する能力まではコピーできないため、信頼の置ける逃げ場所となるのです!

腹の中から能力者たちがいなくなり、猛り狂うカニバル。
カニバルの体の中から脱出する方法や、カニバルの正体や弱点などがわからないか?と、意識を取り戻したe-testの面々は部屋の中の手がかりを探します。
写真や人形など、この部屋においてある人型のものの「頭」が何一つない、ということに異様さを感じる一同。
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やがてこの部屋は、カニバルの精神を司っているらしいと言うことがわかります。
部屋にあったパソコンのモニタに表示されている「記憶復元システム」。
おそらくカニバルは記憶を失っており、自分でも何のために髑髏を欲しがっているのかわからなくなっているのではないか?
覆面の紳士はそう予想をつけました。
もしかしたらこの部屋に何かその鍵が隠されており、そしてそれがカニバル打倒の鍵になるかもしれない。
多数ある本の中身はすべて白紙、手がかりになりそうなものはない……と思いきや、ひいなが本棚の上に一冊本が置いてあり、その中にデジタルカメラがあることに気がつきました。
この中身が手がかりであることは間違いないでしょう。
中に収録されているムービーを再生すると、そこには2人の男が映し出されており……
数奇によればこれは、夕闇高校の初代オカルト研究会メンバーだとか。
しかも彼らは卒業後、行方不明になっているのです。
栗須の能力を使い、ビデオの中に入り込む一同。
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その中で明かされたのは、衝撃の髑髏との因縁と、カニバルの正体だったのでした!!

というわけで、長きにわたるエニグマの因縁に終止符を打つ今巻。
謎はすべて明かされ、一同はエニグマとの決別を果たす、のですが……
それだけで事態は解決とはならないのです。
試練を乗り越え、絆を作り出してきたスミオたち。
彼らがその絆を失ってしまうショッキングな事件に、一人の男が立ち向かうのです!

そんな完結編の更に後のエピローグを、描き下ろしで10P収録!
まさに完全なハッピーエンドと言うにふさわしい、かゆいところに手の届くエンディングとなっているのです!!

そしてこのあと、06年にジャンプの増刊に掲載された「大正警察活劇 百獣夜行」を収録!
エニグマとはまったく毛色の違う作品となっています!

すべての因縁が決着する、「enigma【エニグマ】」最終第7巻は全国書店にて発売中です!
謎多き物語であった本作ですが、その全てが見事に明かされました。
描き下ろしで更にその余韻が増幅され、ファンならば見逃せない1冊になっていますよ!
さぁ、本屋さんに急ぎましょう!!


エニグマ 7 (ジャンプコミックス)
集英社
2012-02-03
榊 健滋

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本日紹介いたしますのはこちら、「enigma【エニグマ】」第6巻です。
11年12月に集英社さんのジャンプ・コミックスより刊行されました。

作者は榊健滋先生。
本作の紹介は「エニグマ」のテーマでまとめておりますので、よろしければそちらもご覧ください。

さて、e-testを誰一人欠けることなくクリアしたスミオたち。
e-testは、スミオとしげるの友人であったキリヲがエニグマとなって、自分の役に立つものを選抜するために仕組んだものだと言うことが判明しました。
キリヲは冤罪によって入れられた監獄から脱出するため、一旦誰かにエニグマを継承するためにe-testを仕組んだのです。
エニグマとなったものは、何でも3つ望みをかなえられる代わりにあらゆる宿命を背負うのだとか。
新たなエニグマとなったのはやはりスミオです。
スミオはエニグマとなり、その証である髑髏にこう願ったのでした。
お前はこの世から壊れてなくなれ、と!

髑髏破壊の願いを出してからはや4日。
スミオの周りには特別な変化はないようです。
この願いはかなえられないのだろうか?そんな予想もよぎり始めた頃、キジマから一通のメールが届きました。
とある今は使われていない廃病院に呼び出すそのメール。
スミオはわけがわからないまま、メールで指定された場所へ行ってみるのです。

廃病院の中は、何故かキレイな状態になっています。
不思議に思いながらも先に進んでいくと、そこにはともにe-testを潜り抜けた仲間たちがいるではないですか。
皆もキジマに呼び出されたようです。
程なくしてそのキジマが姿を現し、一同をある部屋へと連れて行きました。
そこにいるのは、なにかグロテスクな音を立てる、黒い何かをかぶらされて蠢いているモノ!
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それはなんと、骨だけが消失した人間だというではないですか!
そしてその人間もまた、スミオたちのようにエニグマに能力を与えられたものだとか。
こういった、骨だけが奪われた能力者が、ここ数日で続出していると言うのです!
犯行に及んでいるのは、おそらく「カニバル」。
キリヲなどを陥れた、一連の事件のきっかけともいえる存在です。
カニバルは能力のあるものを食い、その者の力を手に入れる様子。
その結果として、被害者はこのような骨のない姿へとなってしまうようです。
カニバルがそのように力をつける目的はただひとつ……あの髑髏!
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目的のためならば、人を再起不能にすることも辞さないカニバル。
そんな人物に、全能ともいえる力を持つ髑髏を渡すわけには行きません!
一刻も早くこの髑髏をこの世から消滅させる必要があるのです!
それも、髑髏の力によって周りの人物の運命をゆがめないようにフォローしながら……!

一同の結束を深め、また後日連絡すると言うことで解散となりました。
しげると共にスミオは電車に乗って帰るため、駅のホームで待っていました。
その最中でも、キリヲのことを心配している様子のしげる。
そんなそぶりを見て、スミオはしげるがキリヲのことを想っているのではないかと考えたようで。
そのことを確かめようと、茂るに切り出そうとしたその瞬間、スミオの携帯に電話がかかってきました。
相手は公衆電話からかけているようで、誰かわかりません。
しげるとの会話を中断し、静かな場所へ移動しながらその電話に出るスミオ。
するとその電話先から聞こえてきたのは、
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失踪したスミオの父親の声ではないですか!!
何をやってるんだ、お袋が心配していると怒鳴りつけるスミオですが、父は時間がないからと要件だけ告げて電話を切ってしまいます。
「12時04分発、外骨島行きの電車に乗れ。その終着駅をめざすんだ。」
まったく意味がわかりませんが、その後に続いた「そこは髑髏の墓があり、誰か一人が人柱になる場所」という言葉から、おそらくエニグマに関しての重要な情報であることがうかがい知れます。
ですがそんな場所聞いたこともありませんし、人柱と言う危なげな響きも気になるところです。
なんとかその情報について詳しく調べたいところですが、そのヒマすらスミオには与えられません。
響き渡るしげるの悲鳴。
どうやらまた彼女が何かを予知したらしいのですが……その予知は「明日町が終わる」「髑髏のせいで人がどんどん消えて、二度と戻れない」と言う恐ろしいものだったのです!
そしてしげるはおかしなことを口走り始めます。
「ここ」は怖い、あのくらい駅で私を独りにしないで。
そういったかと思うやいなや、しげるは背後に突然現われたシミのようなものの中に吸い込まれ、
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忽然とその姿を消してしまったのです……!!
おそらくこれは、スミオの母親を消したあの現象と同じ。
ということはこの髑髏が起こした現象なのでしょう。
自分の願いが引き起こしたのか?と戸惑うスミオに、再び悩む暇も与えない事件が巻き起こります。
突如響き渡った、「外骨島行きの電車が到着します」と言うアナウンス。
そして構内に電車が到着した瞬間、あたりにたくさんいた人々の姿が消え去ってしまったのです!!
乗れと言わんばかりに到着し、口をあけて待つ外骨島行きの電車。
スミオは意を決して乗り込むのですが、そこには既に4人の先客がいました。
強面の大柄な男、今風の女子高生、なぜか金庫のような覆面をかぶった紳士……そして、ジロウが!!

この電車の進む先が髑髏を消滅させるための場所だと言うならば、カニバルもここにいると考えるのが自然でしょう。
そうなればこの中の誰かがおそらくは……!
いつカニバルが牙を剥くかわからないまま、出発する電車。
アナウンスはこんなことを告げてきます。
終着駅につけるのは一人、と。
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カニバルが狙う中、ただ一枚だけの切符をめぐってゲームをしなければならないスミオ。
果たしてカニバルの襲撃を潜り抜け、終着駅につけるのか?
そして、髑髏を消し去ることが出来るのでしょうか!!

というわけで、決着のための最終章が始まった今巻。
この中の誰かがカニバルなのか、あるいはどこかに身を潜めているのでしょうか?
スミオはジロウと共に協力し、おそらくカニバルであろう人物を想定し、脱落させようとします。
ですがそこには、意外な真実が隠されていまして……
物語は間もなくクライマックス。
スミオは髑髏を消滅させ、ねじれかけた運命を修正することが出来るのでしょうか。
決着は間もなくです!!

ちなみに今回、描き下ろしのオマケ漫画はなんと15Pもの大ボリュームで収録!
e-test関係者の9人が、つかの間の平和を楽しみながら、エニグマとの数奇な運命を体感する物語となっているのです!!

クライマックス直前の、「enigma【エニグマ】」第6巻は全国書店にて発売中です。
完結巻となる最終第7巻は、12年2月発売予定。
やってくる決着を、その目で確かめましょう!!
さぁ、本屋さんに急ぎましょう!!


エニグマ 6 (ジャンプコミックス)
集英社
2011-12-02
榊 健滋

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本日紹介いたしますのはこちら、「enigma【エニグマ】」第5巻です。
集英社さんのジャンプ・コミックスより刊行されました。

作者は榊健滋先生。
今までは「エニグマ」のテーマで紹介をまとめておりますので、あわせてご一緒にご覧くださいませ。

さて、ついに6つのパスワードを見つけることができたスミオたち。
7つ目のパスワードを賭け、姿を現したキジマとスミオは1対1で鬼ごっこのような勝負をすることになります。
舞台となる校舎そのものを自在に操る能力を持つキジマに対し、なぜか夢日記が使えなくなってしまうスミオ。
ですがその夢日記……予知の能力を持っているのはスミオでなく、しげるだと言うではないですか!
果たしてこれはどういうことなのでしょうか……?

しげるはそういえば、と過去を思い返していました。
初めて夢日記が発揮された中学校時代。
スミオとしげるは、当時幼いころのトラウマでしゃべることができないと言うもう一人の友人、キリヲと夕闇高校の文化祭に来ていました。
来たのは勿論遊びのためですが、キリヲが急遽引っ越すことになり、その思い出作りのためと言う側面もあったのです。
楽しい文化祭めぐりでしたが、今思い返せばそこはなぜか異常なまでに笑顔で満たされており……
やはりその文化祭こそが始まりだったのです。
突然スピーカーから怪音が鳴り響いたかと思うと、世界が暗転!
キジマらしき人物が不意に現われ、よろめいたしげるを抱きとめたかと思うと、
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「狂気のパレードが始まった」と意味深な言葉を残して消えて行ったのです!

気がつけば学園は元通り。
ですが今度はスミオが倒れており、あたりは騒然となっています。
しかしその倒れた澄夫が描き出したのが、初めての夢日記でした。
内容は「今日キリヲが男にのどを切られる」と言う物騒なもの。
そういえばキリヲの姿が見えない、と嫌な予感を感じる2人ですが、スミオは何かを感じ、キリヲのいる場所を察知。
慌てて向かうと、本当にキリヲはのどから血を流しているのです!!
そのままキリヲは入院し、転校の日を迎えてそれからスミオたちと会うことはありませんでした。
キリヲに切りつけてきた不審者も見つからないままに。
結局事件や、三人の仲もそのまま凍結状態になってしまったのでした。
しかしその不審者が気にかかっていたこともあり、当時もその瞬間こそ気になっていたものの見過ごしてしまっていたことがあったのです。
しゃべることができないはずのキリヲと、スミオが確かに会話していた……!
この事実が、今になってなぞを解く鍵であることがわかりました。
夢日記がその勘違いの始まり。
しげるの中の幼い自分がしていた予知をスミオが読み取って描いたのが夢日記で……
スミオの能力は、
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思考を読み取る「通信(テレパス)」だったのです!!

その真実を自覚したことにより、通信の能力をフルに活用することができるようになったスミオ。
モニターでスミオとキジマの様子を見ているしげるのアドバイスを読み取りながら鬼ごっこをすることができるようになりました!
ですがそれでも後者を自由自在に操れるキジマを捕らえるには至りません。
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この力をどうにかしないことには……と考えていると、キジマさんポロリと「アレに近づかなければこの力は無効にできない」ともらしちゃうのです!!
とはいえその「アレ」が何かわからないことにはどうにもならないわけで。
こここそ「通信」の使いどころだ!となるわけですが、どうもまだその使い方が完全につかめていません。
何か条件があるはずだと考えたそのとき、スミオは携帯を落としてしまいました。
拾い上げようとすると何かその画面が妙。
見慣れない画面に「チャンネル【エス】」と描かれ、そこには名簿のようなものと電波のアンテナのようなものが記されていたのです!
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その中でもしげるはアンテナが三本たち、「通信中」となっていました。
このことからスミオは、おそらくこの名簿が「通信」の能力で通信できる人物と、通信している人物を表していると直感!
その名簿の名前を見ていくと、どうやら数日内に体と体が触れ合った人物がこのリストにピックアップされているようです。
ならばキジマの生あるはずだとスクロールさせていくと……やはりありました!!
早速通信してみようとその番号(?)に電話をかけるのですが、「圏外だからかけれない」という旨のアナウンスが帰ってくるばかり。
他の人々ともほぼ圏外ですが、e-testをともに潜り抜けてきたものたちと、外からサポートしてくれた数奇は通信ができる様子で……
どうやらこの「通信」、
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「仲間」とだけしか通信できないようなのです!
その事実を確認し、キジマはスミオの前に姿を現して高笑い。
役立たずの能力だとあざ笑うのですが、スミオは逆に仲間とつながれるこの能力がいい、ときっぱり断言!
キジマの心を必ず読んでやる!と真っ向から睨みつけるのでした!!
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と言うわけで、スミオの能力「チャンネル【es】」が明らかになった今巻。
この能力と、スミオの決死の作戦により、ついにこのe-testは決着の時を迎えます。
ですがその喜びもつかの間、一同は驚くべき真実に直面することに。
キジマかと思われていた、エニグマの正体。
e-testの目的。
新たなる敵の出現……
行き着く暇もなく、物語は次なるステップに進むことになるのです!!

e-test編決着、「enigma【エニグマ】」第5巻は全国書店にて発売中です!
新たな段階に進む本作。
オマケ要素も充実しておりまして、気になるあるの性別に迫る描き下ろし漫画なんかも収録!
雑誌で読んでいた方も納得の内容になっております!
さぁ、本屋さんに急ぎましょう!!


エニグマ 5 (ジャンプコミックス)
集英社
2011-10-04
榊 健滋

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本日紹介いたしますのはこちら、「enigma【エニグマ】」第4巻です。
集英社さんのジャンプ・コミックスより刊行、週刊少年ジャンプにて連載されています。

作者は榊健滋先生。
今までの紹介は「エニグマ」のテーマでまとめておりますので、あわせてご覧くださいませ。

さて、アルの活躍と、現実世界にいるケイの協力を得て4つ目と5つ目のパスワードを手に入れたスミオたち。
スミオはひいなとタケマルとともに6つ目のパスワードがあるという「歸(かえ)らずの間」にはいるのですが、そこには上下左右に延々と続く「無限回廊」となっていました。
進んでも進んでもゴールが見えないどころか、堂々巡りまでしてしまう恐怖の迷宮。
夢日記もなぜか発動せず、八方塞かと思われたのですが……

地面に倒れてしまったことで、僅かな隙間に男物の革靴を見つけることのできたスミオ。
いくらなんでもこの状況で、ただ靴がおいてあるだけと言うことはないでしょう。
この大きな靴が何かの手がかりになることは確かでしょうが、長い間迷路をさまよっていたスミオの頭は鈍り、上手く考えをまとめることができません。
するとそのとき、タケマルが短くうめき声を上げました。
タケマルを気遣うスミオですが、彼は触るなとそれを拒否。
まさに取り付く島もないといった風情ですがそんな時突然先ほどの靴がひとりでに動き出したではありませんか!!
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わけがわかりませんが、何かの道しるべにならないとも限りません。
三人は慌ててそれを追うことになるのでした。

ひとりでに、後ろ向きに歩いていくかのように進んでいく革靴。
やがてその靴は後ろ向きに歩くような形のまま、ドアにコツコツとぶつかり続け始めました。
そのドアを開けてやれば、そのまま先に(後ろに?)進み続けます。
この靴がどこに向かっているのかはわかりませんが、今まで何の手がかりもなくさまよっていた三人からしてみれば福音になるかもしれません。
事実、堂々巡りのようだった今までよりは確実に進んでいる感覚があります。
が、その革靴の前進は突然止まってしまいます。
何故急に止まったんだ?とスミオは靴に駆け寄るのですが、そのとき背後で何かが倒れる音がしました。
倒れたのはタケマルです。
今度は慌ててタケマルに駆け寄ってみれば、どうもタケマルは背中から酷く出血しているようです。
ひいなと協力して服を脱がしてみれば、背中には何か刃物で切り裂かれたような大きな古傷があり、そこから出血していた様子。
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なぜこんなところから血が出ているのか?その疑問はすぐに晴れることになります。
すぐ正気を取り戻し、傷を見たな、殺されたいのかとスミオに詰め寄るタケマル。
ただの古傷でたまに血がにじむだけだ、口を出すなと物凄い剣幕で怒り狂うのですが、たまに血がにじむだけのはずの傷に大きな変化が現れるではありませんか!!
古傷にそってめりめりと背中の皮が剥がれ落ち、人のような形に変形!
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そして先ほどの革靴にかぶさったかと思うと姿を消し、その代わりその位置にカウンターのようなものが現れたのです!

そしてそのカウンターはカタカタと数字を戻すように回っていき、同時に左向きの矢印が二つ並んだかたち……「巻き戻し」のようなマークが浮かび上がりました。
革靴が逆向きに歩いたことからも考えると、巻き戻す……逆再生していると考えて差し支えないでしょう!
おそらくこれこそがタケマル本人すら知らなかった彼の才能。
タケマルのこの古傷は、とある理不尽に抵抗したためにできた、あまりよくない過去の傷跡です。
ですが今彼はある人物を助けたいと言う想いを抱いており、それがe-testの報酬にもなっているのです。
この力が使えるのなら、とことん利用してやる!
タケマルはいきなり知ることとなった自らの能力を受け入れ、最大限使うことを決意したのでした!

いよいよたどり着いた迷宮の出口。
その部屋は異常な数のモニターと、一組の机と椅子がある奇妙な部屋でした。
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やがて放送が入り、この部屋でパスワードを手に入れるためのヒントが告げられます。
モニターに映っている椅子、その背もたれの内側にパスワードがある。
モニターには、飛行機の座席のようなものが沢山映し出されています。
ですがそのどの席も乗客が座っており、どの席にパスワードが書かれているのか探すどころか、満足に椅子の背もたれすら見えないのです!
本来ならここで慌てるところですが、今はタケマルの能力があります。
瞬く間にモニターの映像は逆回しされ、飛行機内に誰もお客さんが入っていない状態にまで巻き戻りました。
ところが、その空席のどこにもパスワードなど書かれていないではありませんか!!
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何かに気が付いたスミオは、できる限りモニターを巻き戻してくれと頼むのですが、タケマルの体力は限界が近く……
スミオは俺たちを助けられるのはタケマルしかいない!と檄を飛ばすのですが……
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一体パスワードはどこにあるのでしょうか!?
本当にこの映像にパスワードが写されているのでしょうか!?
運命はタケマルの手に握られています!!

と言うわけで、今まで謎であったタケマルの能力が判明した今巻。
同時に彼の過去や、エニグマに求める報酬なども明かされ、一同の中で最も情報の少なかった彼の人物像が浮き彫りにされました。
前述の5つ目のパスを手に入れれば、残るパスはふたつ。
謎多きe-testはいよいよ大詰めとなりそうです!
そして謎と言えばしげるの能力。
今まで彼女には能力の片鱗すら見えていませんでしたが、タケマルと同じようにまだ無自覚なだけと言う可能性が高いでしょう。
その秘められた能力のヴェールもついに明かされ始め……
ますます先の展開が気になるところです!

謎の試練も決着間近な「enigma【エニグマ】」第4巻は好評発売中です!
オマケ漫画やプロフィールなどの恒例描き下ろしも収録した今巻。
本編以外もお楽しみ要素はバッチリですよ!
さぁ、本屋さんに急ぎましょう!!


エニグマ 4 (ジャンプコミックス)
集英社
2011-08-04
榊 健滋

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本日紹介いたしますのはこちら、「enigma【エニグマ】」第3巻です。
集英社さんのジャンプ・コミックスより刊行、週刊少年ジャンプにて連載されています。

作者は榊健滋先生。
本作の今までの紹介は「エニグマ」のテーマでまとめておりますので、よろしければそちらもあわせてご覧くださいませ。

さて、ジロウが以前にもこのe-testを受けていたことが判明し、謀略を張り巡らせていたクリスがその時脱出に失敗した一人だと言うことが判明した前巻。
クリスを加え、8人全員で脱出しようと決意する一同はパスワードを3つ入手。
するとそこでエニグマから体育館に来いと言う指示が放送で告げられたのでした。

体育館に呼びつけたのは、中間発表のためでした。
残り時間は47時間55分、入手したパスワードは3つ、7人のうち才能を発揮したのは4名。
中でもスミオの才能がわずかながら変化している、とエニグマは賛辞の言葉を送るのです。
スミオはその言葉から、エニグマは常に自分たちのことを監視しているであろうことを察知。
どこで、どうやって?と考えを巡らせていると、エニグマは現時点で脱落者はゼロだと言葉を続けました。
クリスが着ぐるみに潜り込んでいたため、その行方がわかっていなかった水沢アル。
その言葉は、アルがまだ脱落せずに残っていることを意味していたのです!
ですがアルは何らかの事情でここにやってはこられない様子。
それは以前のe-testで脱落しながらも、まだ完全にシャドーにならず足掻いていたクリスのもたらしたといえる状況。
その執念にはエニグマも素直に驚いたと明かすのですが、続けて絶望の真実を明かしてきました。
クリスのための、8つ目のパスワードは無い。
これからもずっと一人でここにいるのだ、と言う真実を突きつけられたクリス。
ですが、それでもいい、皆を脱出させるために協力するのだと決意を表明するのです。
それを聞いたジロウは、シャドーになりかけている自分が残ると言い出し、一同はざわめき立ちます。
そんなざわめきの中、スミオはひときわ大きな声で皆に落ち着くように指示。
そして、エニグマに交渉をもちかけたのです!!

以前のジロウが言われた、「エニグマに会うには全員で脱出しなければならない」と言う条件。
ここで重要なのは「7人で」ではなく、「全員で」と言うことではないか。
今の自分達は8人で全員だ、より困難になってもいいから、自分たち8人が「全員で」脱出できるよう、8つ目のパスを用意してくれ!
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そんな主張を始めるスミオ。
エニグマはやはり君は面白いと言いながら、こう続けます。
大きな代償を払うことになってもいいのか?と。
じゃあパスを用意してくれるのか……と思いきや、エニグマはルールの変更はできないと手のひらを返します。
それでも8人で出ると言うなら止めないというエニグマに、スミオはめげずに必ず8人でお前の元へ行く、と宣言しました。
その堂々とした態度にエニグマは、スミオが母親にそっくりだと言い出すではないですか!
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エニグマとスミオの母には明らかに面識があるようです。
やはり母親の失踪とエニグマに何か関係があるのでしょうか?

中間発表の終わり際に、エニグマは次のパスワードのヒントを残していきました。
次のパスワードのメモは「水沢アルの脳内に埋め込んだ」。
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生きた人間の脳内にあるとはどういうことなのでしょうか。
そして本当に脳内にあるのなら、どうやって取り出せと言うのでしょう。
ともかくアルを見つけないことにはどうしようもありません。
スミオは一時間後に保健室で落ち合うことを約束し、ひとりヒントとして言葉とともに与えられたアルの黄ぐるみの頭部を抱えて校内を走るのでした。

そんな時、スミオは着ぐるみの頭部のにパスワードのメモが入っていることに気がつきます。
まさかこれがアルの脳内にあるメモだと言うのでしょうか。
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脳内とはとても言いがたい場所ですが……とりあえずメモは本物のようです。
メモに書いてあったのは、「No.4 死へ進む時計」「1号棟正面時計に隠されたパスワードを探せ」というもの。
正面時計は外に取り付けられています。
校内から外に出られないと言うのに、どうやって時計を探せと言うのだろうか……考え込むスミオの元に、元が駆けつけてきました。
なんと、1号棟の屋上出口が開いているというのです!
今までまったく開く様子のなかった外への出口が、屋上へとはいえ開いている。
「死へ進む時計」というタイトルといい、危険なにおいが漂っています。
それでも、8人全員で脱出するには先に行くしかないのです!!
屋上へと出るスミオとモト。
危険が待ち受けることは間違いない、そこで与えられる試練とは?
緊張を隠しきれないスミオですが、もうひとつ怪しげな動きがあったのです。
不気味に動く、気ぐるみの頭部……!
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これもエニグマの手による試練なのでしょうか?
それとも……!!

というわけで、8人での脱出と言うより困難な事態に挑む今巻。
この後も引き続きパスワードを探すことになる一同ですが、ついにアルの正体(?)やその能力が明らかにされます!
彼の才能によってパスワードを無事手に入れることができるのか?
エニグマに大見得を切ったからには、ここははずせないところです!
更にその後は、今までになかった新展開に突入!
エニグマはいったい一同に何を求めているのか?
どうやってこの不可思議な状況を作り出しているのか?
謎は深まるところ!!
今巻までの状況から、なんとなくエニグマはe-testで優秀な人材を集めているようにも見えます。
もしかしたらスミオの母は別の存在に仕業によって失踪してしまい、それに対する人材を発掘するためにe-testをしているんじゃないか、なんていう推理もできますが……
とにかく今はその謎が明かされるのを楽しみに読み進めるのが得策でしょうか!!

次々と試練が降りかかる、「enigma【エニグマ】」第3巻は好評発売中です!
謎も試練の危険度も加速する今巻。
果たしてスミオたちはひとりの欠けもなく脱出することができるのでしょうか!
さぁ、本屋さんに急ぎましょう!!


エニグマ 3 (ジャンプコミックス)
集英社
2011-06-03
榊 健滋

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