3階の者だ!!

DEBがお送りするネタバレありのコミックス紹介ブログです。 短編物では一話にスポットを当てて、長編物ではこの後どうなるの?と言うところまで紹介しているつもりです!

カテゴリ: 渡辺道明

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本日紹介いたしますのはこちら、「続ハーメルンのバイオリン弾き」第3巻です。
作者は渡辺道明先生。
林檎プロモーションさんのココカラコミックスより刊行、渡辺先生自身によるウェブサイト、michiaki.netにて連載されています。続きを読む

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本日紹介いたしますのはこちら、「続ハーメルンのバイオリン弾き」第1・2巻です。
作者は渡辺道明先生。
林檎プロモーションさんのココカラコミックスより刊行、渡辺先生自身によるウェブサイト、michiaki.netにて連載されています。続きを読む

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本日紹介いたしますのはこちら、「ハーメルンのバイオリン弾き~シェルクンチク~」第8巻です。
スクウェアエニックスさんのヤングガンガンコミックスより刊行、ヤングガンガンにて連載されています。

作者は渡辺道明先生。
本作は「渡辺道明」のテーマにて紹介記事をまとめておりますので、ご一緒にご覧くださいませ。

さて、魔法学園を襲うグローリアを辛くも撃退したシェルたち。
ですがグローリアの本当の目的であった、故人であるはずのグローリアの戦闘元帥、ハープシコードの右足の奪回を許してしまいます。
一撃で学園のほとんどを破壊してしまう強力な力を持ったハープシコード。
右足を手に入れたことにより、この強力過ぎる力が更に増してしまうのでしょうか。
グローリアの脅威はより大きなものになり、スフォルツェンドに厚い暗雲を立ち込めさせるのです……

グローリアの復活、そして各国への宣戦布告。
魔法学園を大破させたこともあり、絶大なる軍事力は言うまでもないほどに知れ渡っていました。
各国の首脳は、グローリアが暴走したのはスフォルツェンドが怒りを買ったせいだと決め付け、2国間の問題だから自分達は中立の立場をとって無関係を決め込むと言い出したのです。
その上各国首脳陣は、ハープシコードと同じ妖精魔法を使うシェルの存在にも言及し、危険だから拘束しろだの、分解して調べろだのと言いたい放題言ってくれます。
囂々と浴びせられる無責任な意見。
クラーリィは苦虫を噛み潰したような表情で押し黙るしかないのでした。
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崩壊した魔法学園、そしてスフォルツェンドの町並み。
都市部の被害は7割に及び、町は絶望に支配されています。
しかもこの被害は、ほとんどがハープシコードの一撃によるものなのです。
かの大魔王、ケストラー級といっても過言ではないスケールの相手に、恐怖を隠しきれません。
しかも相手が右足を回収しに来たということは、体の部位を集めることで完全な復活がなされると言うことでしょう。
完全体になったら一体……?
一同はより一層、その気持ちを沈ませてしまうのです。

ですがその中でも最も落ち込んでいるのは、体のほとんどを失った上、正気を取り戻しかけたハーモニーを目の前で連れ去られてしまったシェルでしょう。
一切言葉を発さず、目も伏せたままです。
そんな彼の周りを、魔法学園の生徒達がシェルがグローリアに体を改造されていたことを知ったとき、シェルをグローリアの手先だとか、闇の妖精の仲間だとか、心無い言葉を投げかけていた彼ら。
彼らがここに来たわけは……なんと謝罪のため!
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体を張って必死に戦う姿を見て、悲痛な過去を知って。
彼らはシェルの本当の姿を知り、応援と協力を申し出てくれたのです!!
辛いことばかりだったこの戦いも、たった一つとは言え良いことも産んでくれました。
……まあすぐにグスタフが男女関係無い愛に目覚めてしまい、シェルに迫ってくると言う辛いことが追加されてしまいましたが……
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グスタフの襲撃から逃れようとしたりしていたドタバタの最中、シェルの懐から指輪が転がり落ちます。
それは、ハーモニーとの別れの時に、僕だと思っていてくれと渡した指輪です。
守ると約束した、助けると約束したハーモニー。
彼女は妖精兵器されて心を奪われたように見えたものの、ハーモニーはちゃんと覚えており、その消え入りそうな意識の中で「待ってる」とシェルに伝えてきたのです。
シェルはその指輪を自らの人差し指に通し、搾り出します。
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行かなきゃ、グローリアへ、と……!

グローリアの力は強大。
本国となれば、より一層の戦力があると考えるのが自然でしょう。
更にハープシコードの体もまた完全体に戻りつつあります。
その上、シェルの体はボロボロで、一人で歩くことすら出来ません。
今の今まで協力を申し出てくれていた生徒達も、敵の本拠地に乗り込むとなれば物怖じしてしまい……
激しい求愛を仕掛けてきたグスタフすら、俺が惚れたのは見た目であって精神じゃないぜ!と外道な発言をする始末。
せっかく立ち直りかけたシェルですが、この状況では再び失意のそこへと落ちてしまうのも仕方ないでしょう。
ですが、それでも彼に賛同してくれる仲間がいます。
俺がいなければ必殺のシェルクザールスも使えないだろう、めんどくさいけど付き合ってやる、とグレートが。
シェルに思いを寄せるブラーチェと、そんな妹を放っておけないビィオーネのストリングス姉妹が。
そして、グレートを敵視し続けてきたティナーが!!
誰もがシェルのひたむきな姿を見て、感化された者たち。
この心強い仲間たちもまた、シェルの心が作り出した絆……シェルの力といってもいいのではないでしょうか!
シェルは仲間たちと共にグローリアへ向かう旅に出発します。
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まず最初にめざすのは、シェルの体すら治すことができると言うある天才発明家の下。
その天才発明家、どうやらあの大戦で便器とかを作って活躍したあの人のようですが……!?
はたしてシェルはそのエロジジィ天才発明家と出会い、体を治すことが出来るのでしょうか!!
グローリアにたどり着き、ハーモニーを救いだせるのでしょうか!!
その戦いの行く末は一体!?


というわけで、いよいよ本番に突入したと言える本作。
パーティーメンバーも出揃い、旅に出ることになり、旧作のキャラもがんがん登場し、盛り上がりをみせてまいりました!!
……が、なんとここで物語は完結!!
切ないことに、戦いはこれからだエンドを迎えてしまうことになるのです!!
そんなこともあり、渡辺先生も開き直って話を畳もうとはしなかったようで、普通に次巻に続いていきそうな感じに完結しています!
とは言え必要最低限の謎は明かされています。
グローリアのトップの正体や、バロックたちの姿や魔力の強さの源泉、コッペリアの三姉妹の正体……そしてティナーがグレートを猛烈に敵視しているわけ等々が!。
もちろん妖精王などの謎や、新たに投げられた謎など消化されていないものもあるんですけど……!!

終わりが決まったことで覚悟を決めたのでしょうか、本巻の中盤くらいからはファンサービスとも取れるハーメル&フルートの旅路、ライエル&サイザーとトロン&コルの近況と言う前作キャラのエピソードがふんだんに盛り込まれています。
今もなお当時のノリのまま暮らしているハーメルたち、大人になって一人前になったトロン(コルは相変わらずアレに変身しますけど)などは、旧作ファンなら思わずにやりとしてしまうこと必至でしょう!
無理やり物語を終わらせるよりもこちらを選んだのは正解かも知れません!!

無念の完結を迎えた「ハーメルンのバイオリン弾き~シェルクンチク~」最終第8巻は全国書店にて発売中です!
残念ながら途中での終了を迎えてしまった本作。
このご時勢では第2部(前作から考えると第3部?)の開始は難しいのでしょうが、どうにもこのエンドのまま終わらせるのは寂しいところ。
なんとか続編を発表して欲しいところですが……どうなんでしょうか……!!
さぁ、本屋さんに急ぎましょう!!


ハーメルンのバイオリン弾き~シェルクンチク~(8)(完) (ヤングガンガンコミックス)
スクウェア・エニックス
2012-01-25
渡辺 道明

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