本日紹介いたしますのはこちら、「健全ロボ ダイミダラー」第3巻です。
エンターブレインさんのビームコミックスより刊行、Fellows!にて連載されています。
作者はなかま亜咲先生。
本作の紹介は「なかま亜咲」のテーマにてまとめておりますので、ご興味等ございましたらご覧くださいませ。
さて、第2巻で一気に主役交代がなされた本作。
Hi-ERo粒子を持ちながら、一旦は戦線を引いていた霧子ですが、クラスメイトの将馬とキャッキャウフフしていたら流れでなんか再びダイミダラーで戦うことになりました。
いろいろあって、リッツの乗る南極11号の右腕をもぎ取り、勝利は目前かと思われましたが！？
実力差は歴然としていますが、リッツもまた負けたといっておめおめと逃げ帰るわけにもいきません。
Hi-ERo粒子保有者の霧子を連れて帰らなければならない、という目的の為に、再び攻撃を仕掛けてきました。
ですが、将馬を人質に取られたりしてとさかに来ている霧子はもうやる気まんまんにも程があるくらいやる気まんまん！
徹底的にすり潰す、と宣言し、それはもう物凄い勢いでリッツの南極11号を叩きのめし始めました！
リッツも、Hi-ERo粒子を待ち望むペンギンの仲間たちの、
帰りに本屋でエロスな本を買ってきてくれと言うペンギンの仲間たちの為に……負けるわけにはいかないのです！
そこでリッツはついに最後の手を使うことを決意。
その名も「ペンギンチェンジ」！
どうやら南極11号を変形させ、戦闘力をアップさせる奥の手のようですが……
大量のエネルギーを消費してしまい、とんでもない代償を支払うことになってしまうのだとか。
大量のエネルギーを使うと、南極11号の燃料はゼロになってしまいます。
そうなれば、当然もう動くことは出来ません。
と言うことは……乗り物がなくなり、帰りが歩きになってしまうのです！！
目に見えている尋常ならざる窮地に、リッツもショックを隠しきれません。
ですが、ダイミダラーを倒すためならば歩いて帰るよ！と、苦渋の決断を下すリッツ。
その決意を胸に、とうとう南極11号はペンギンチェンジを始めたのです！！
腕と足がにょきにょき伸び、「美丈夫形態」に変形した11号。
ちょっと美丈夫と呼ぶにはアレな体系に変わった11号に、気持ち悪いという感想しか思い浮かばない霧子と将馬。
ですが、その体系とは裏腹に、本当にパワーが上がっているのです！
ビーム兵器的なものは放つわ、距離をつめようとしても長い手足で阻まれるわ、凄まじい勢いでエネルギー弾を連射してきたりと、一気に戦局は逆転してしまいました。
今までやられた分を3倍にして返そう！と、リッツもノリノリです。
何で勝てないんだ！と駄々っ子のようにかんしゃくを起こす霧子ですが、そんな時後ろに座っていた将馬が冷静にアドバイスしてくれました。
見た目以上に強化されている、離れて戦っては駄目だけど、懐は簡単に取れなくなった……と、状況を説明してくれる将馬。
そんな彼に、霧子は大ピンチなのに冷静な判断が出来てステキ！と大盛り上がり！
敵に捕まって喧嘩も弱くて頼りないけど大好き！と、嬉しいような嬉しくないような褒め言葉を並べながら霧子は将馬に抱きつくのでした。
でも打開策は見つけられていない、結局役立たずだ、と将馬はうなだれるばかり。
どっこい、そんな将馬が役に立っている、と又吉教官が言い出すではないですか！！
将馬は、いつでも霧子をベストな状態にしてくれる。
霧子と将馬が力を合わせればこの局面を打破し、敵を倒せる！というのです！
その起死回生の一手とは、霧子の乗るダイミダラー6型に秘められた必殺技！
ですが、それを使うためには「いちゃつくこと」が必須だというのです！
いちゃついて、Hi-ERo粒子を大量に発生させる。
そのために、霧子はついに
私をメチャクチャに犯していい、などと宣言するのです！！
正直霧子はその場のノリでテキトーなことを口走ってしまっただけのようですが、彼女が清純派だと信じている将馬にはショックがでかすぎます。
そこで将馬は、逆に今後一切霧子にエロスな行動をしないと誓っちゃいました！！
立派な心がけといえば立派な心がけですが、今のこの状況では最善とは言えますまい！
リッツの攻撃はなお強力になり、ついに凄まじい威力の光線をまともに食らってしまいました。
大ダメージを受け、墜落していってしまうダイミダラー。
この大ピンチで、将馬はひらめきます。
みだらな行為をせず、霧子をドキドキさせる手段を！！
将馬は霧子に自分を見るように促しました。
そして将馬はおもむろにズボンに手を突っ込み、股間のチャックを開けてそこから覗かせます！
その動きから、みるものに本物のアレだと錯覚させる……第2巻でペンギンの皆さんに小ばかにされた秘奥義、「ガリバーチンポ」です！！
ペンギン達には通じませんでしたが、霧子には効果抜群！！
凄まじい勢いでHi-ERo粒子を発生させて、瞬く間にダイミダラーの必殺技、「ディスガイズ」を発動させるに足るエネルギーを生み出したのです！！
さぁ反撃開始……といいたいところですが、なぜか霧子ははぁはぁと息を荒げてぼーっとしていて……
せっかくのチャンスに、霧子に何が起きたというのでしょうか！？
こんな調子では、必殺技を放つことが出来なそうですが……
リッツVS霧子＆将馬、決着は間近です！！
というわけで、すっかり主人公が板についてきた霧子と将馬のいちゃつきぶりが鼻につく……もとい、活躍が見られる今巻。
霧子の凄まじいHi-Eroっぷり（？）は、リッツを圧倒し、このままペンギン共の野望を挫いちゃうんじゃないか？とも思われました。
どっこいペンギン帝国の皆さんも負けてはおらず、なにやら凄い発明やらとんでもない作戦やらを隠し持っているようで！
まだまだペンギン帝国の脅威は衰えないようです！！
そして、ドコへ言ったかわからない、初代主人公の孝一の話題もちらりと出てきまして、一応まだ忘れられてはいない様子！
果たして2大主人公が並び立って戦う日が来るのでしょうか？
それとも出るよ出るよと匂わせるだけ匂わせるだけだったりするのでしょうか！？
そのあたりにも注目したいところです！！
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今巻で、新たな作戦を決行してくるペンギン帝国。
美容室プリンスの面々は、邪悪極まりない彼奴らの野望を打ち砕けるのでしょうか！！！
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