3階の者だ!!

DEBがお送りするネタバレありのコミックス紹介ブログです。 短編物では一話にスポットを当てて、長編物ではこの後どうなるの?と言うところまで紹介しているつもりです!

カテゴリ : ヒライユキオ

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本日紹介いたしますのはこちら、「あやかしコンビニエンス」第2巻です。
ホビージャパンさんのダンガンコミックスより刊行、コミック・ダンガンにて連載されています。

作者はヒライユキオ先生。
本作第1巻の紹介は、12年4月30日の記事にて記載しておりますので、あわせてご覧くださいませ。

さて、亡くなってしまったおばあちゃんのあとを継ぐかのような形で、家業のコンビニのアルバイトをすることになったあかり。
そのコンビニ、コンビニエンスあやはしは、田舎にもかかわらず24時間営業しています。
その理由はただひとつ。深夜はこのあたりで暮らす妖怪達が客としてやってくるから!!
もうすっかり妖怪たちと打ち解けたあかりは、おばあちゃんの飼い猫で、年を経て人間に変化できるようになった環とともに今日もバイトに精を出すのでした。

ある夜、あやはしはインチキ商品ばかり売るかむさび堂の店主が大騒動を起こしていました。
そのトラブルから当人である店主が逃げ出したため、慌ててあかりは後を追いかけます。
店主が逃げたのは山の中。
園山の中に聳え立つ、一本の木の本であかりはある妖怪に出会うのです。

この地を追放されたはずのお前がなぜここにいる?
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半ば枯れかけているようにも見える木の上で、そうあかりにいいはなつ女性。
その言葉を聞いたあかりは、大きな木から落下した記憶を思い出しそうになるのですが……
それは、女性のなぜそなたがここにおるのじゃ、アキは何をしておる?と言う言葉と、大きく鳴り響いたあかりの腹の音によって妨げられてしまうのでした。

すっかり興がそがれてしまった女性は、アホと話しても疲れるだけだからさっさと帰れとそっぽを向いてしまいました。
そんな扱いをされれば、文句の一つもいってやりたくなるのも無理はありません。
ずいと足を踏み出したのですが、その瞬間女性の顔色が急変したではないですか!
根を踏むでない!!
そうは言われても踏み出した足を止まりません。
あかりが根を踏んでしまうと、何や話周りがざわざわとざわめきたちはじめます。
そしてまずい、と女性が呟くと同時に、あかりの足元から真っ黒い蛇のような奇妙な何かがのびてくるではないですか!!
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その黒い蛇が牙を向こうとした瞬間、女性は手にしていたヤツデのようなうちわをすばやく扇ぎます。
すると突風が巻き起こり、あかりの周りを取り囲んでいた黒い蛇が蹴散らされました。
ですが黒い蛇はまだまだ残っています。
女性の走れ、と言う声にようやく正気に戻ったあかりは、奪取してその場から離れようとするのですが、あえなく黒い蛇に捕らえられてしまうのです!
大ピンチ、と思われたその時助けの手が差し伸べられました。
牛鬼です!
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あかりの足元を照らす灯り役で同行していた鬼火、彼の助けを呼ぶ超えに導かれてやってきてくれた
のです!!
流石の牛鬼、黒い蛇を次々と蹴散らしていってくれました。
これで一安心といったところですが、先ほどの女性はさっさと山を降りろと高圧的な態度をくずしません。
さらにあかりに二度とここに来るな、そのときは命を落すことになる、と警告するのです。
そんな無礼な立ち振る舞い……というか、自分のことを牛丼太郎などといい加減な名前で呼ぶことにブチ切れた牛鬼、金棒を振りかざして女性に襲い掛かりました。
大木を叩いて落下させようとしたのでしょう、思い切り金棒を鬼へと振り下ろすのですが、その金棒は木の手前で止まってしまいました。
まるでヤツデのような形のバリア的なものに妨げられて!
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「この樹は倒させぬ」。
そういう女性の目的はどうやらこの木を守ること。
ですがそうしている間にも、再び黒い蛇が姿を現すのです。
この黒い蛇が狙っているのはどうやらあかりの様子。
牛鬼が必死で黒い蛇をひきつけてくれたおかげで、あかりは何とか逃げのびることが出来たのですが……
一体なぜこの木はあかりを狙うのでしょうか?

その後、あの女性はあの山、伊吹山に住んでいる天狗の風子という妖であることがわかります。
すごい強さを持っているんだそうで、この当たりいったいを締めてる親分的な存在なんだそうです。
そしてやはりあの大木を守っているんだそうで、そこに近づくと酷い眼に合わされるんだとか。
しかしあの木がなんなのか、と言うことまでは誰も知らないのです。
明らかにあかりを狙っていたあの木。
そして間の木を守りながらも自分を逃がそうとしてくれた風子。
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一体何がどうなっているのか?
それがわかるのは、どうやらもう少し後のことのようです……

と言うわけで、新たな謎の人物(妖怪ですけど)が登場する今巻。
どうやら妖怪との日常だけでなく、この大木にまつわるアレコレも物語の軸となっていくようです。
ですがシリアスな物語がすぐに展開すると言うわけでもなく、とりあえずこの後はいつものドタバタ日常パートが繰り広げられていくことに。
個性豊かな妖怪たちが暴れまわる愉快な日常が楽しめますよ!!
今回はなんと喧嘩友達的な関係だったハズのあかりと環が
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なぜか百合百合な関係になってみたり……!?
日常パートも必見です!!!

お得意様は妖怪、「あやかしコンビニエンス」第2巻は全国書店にて発売中です!!
コミカルな日常にくわえ、物語の本筋も形が見えてきた本作。
今巻のラストのほうでその本筋もすすみはじめてきますよ!!!
さぁ、本屋さんに急ぎましょう!!


あやかしコンビニエンス 2 (ダンガンコミック)
ホビージャパン
2012-10-27
ヒライ ユキオ

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本日紹介いたしますのはこちら、「あやかしコンビニエンス」第1巻です。
ホビージャパンさんのダンガンコミックスより刊行、コミック・ダンガンにて連載されています。

作者はヒライユキオ先生。
ヒライ先生は90年代末ごろから活躍されている漫画家兼イラストレーターです。
代表作は月刊アームズマガジンと言うモデルガン&ミリタリー系の雑誌に連載している「魔法の海兵隊員ぴくせる☆まりたん」。
こちらはその連載媒体が特殊としかいえないような雑誌でありながら(購入者および出版社の方、すみません!)、書籍についている形ながらドラマCD化もされた人気作。
そのほかにもアンソロジーでの執筆やキャラクターデザインなど、様々な仕事をされていらっしゃいます。

さて、本作は田舎のコンビニエンスストアを舞台にした日常漫画となります。
もちろんそのタイトルからもなんとなくわかるようにごく普通の日常ものではなく、ひとつの大きな設定を据えてあり、その設定を中心にした物語が描かれるのです!

大きな木に登って景色を楽しむ少女。
ですがその少女は、足を滑らせて大きな木から転落してしまうのです!
頭を床に打ち付けたのはその少女……ではなく、その少女の成長した姿でしょうか。
眠っていた女の子が電車の座席から転落し、ゆかに頭を打ち付けてそんな夢から覚めたのでした。
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ちょうど電車は目的地に着いたようで、その少女、あかりは電車を飛び降りました。
ハルから大学に進学することになり、通学の為におじいさんのお家に住み込むことになったのです。
おじいさんのおうちがあるのは大きな湖のある田舎町。
8歳までは彼女もここに住んでいたそうで、まったく見知らぬ土地ではないと言うのもこの決断に踏み切りやすくしたのでしょう。
そんな彼女は、迎えに来てくれたおじいさんにあることを質問します。
最近どう?と。
どうか、と言うのはおじいさんの家で商っているコンビニの動向。
なんだかお寺のような奇抜なデザインのそのコンビニ、「あやはし」。
人もそれほどいない田舎でやっていけているのかというのが何より心配なわけですが……
なんでもあかりと同じくらいの年の女の子が新しくバイトとして入ったんだそうです。
そのバイトの少女、環はあかりと出会っても一瞥しただけで何も言わずプイと横を向いてしまいます。
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ですが仕事は非常によくやってくれているようで、深夜勤務の前に臨時で昼間も働いてくれているようで。
そんな人不足もあるのでしょう。
おじいさんは許可も得ず、勝手にあかりも今日から深夜勤務をさせると言い出したのです!
渋るあかりですが、ご厄介になるおじいさんに働かざるもの食うべからずといわれては頷くしかなく。
環もまた一人がいいというような発言をしたいようなのですが、深夜に女性一人というのも問題ですし……それをかき消すかのようにあかりのバイトは確定してしまうのです。

いきなり始まったバイト生活。
黙々と働く環に、あかりは一方的にしゃべり続けます。
自分もここにくる前は東京でバイトしていたが、深夜はだるい。
しかもこの田舎じゃ深夜にお客さんが来るとも思えないし、なぜ24時間やってるんだろう……などとぼやき節。
環はずっと無視同然にその話を聞き流していたのですが、話題が以前この時間に店を切り盛りしていたおばあさんの話になると表情が変わりました。
2ヶ月ほど前に、おばあさんの飼っていた黒猫のタマが家出した。
その後すぐおばあさんは亡くなってしまい、タマがおばあさんを連れて逝った、などという人もいたんだ。
その言葉を聞いて、環は形相を変えました……が、その瞬間店内の明かりが消えてしまいます。
そしてその闇の中に浮かび上がる、
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大きな瞳……!!
息を呑むあかりですが、その瞬間再び店内に明かりがともりました。
その時見えたのは、何も言わず店内から出て行く環。
今のはなんだと考える間もなく、入れ代わるようにお客さんがやってきました。
なんだか小柄なそのお客さん……
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ペンギンのような……なんでしょう。
しかもその時ちょうどやってきた、配送業者さんはそのペンギン的な何かが見えていない様子で……
あかりには何がなんだかわからないまま、ペンギンっぽいそれはビールなんかを買い込み、勝手にお金を置いて去っていきました。
お金は足りてるかもしれませんけど、レジと押さないと在庫の食い違いが出ちゃうよ!!……という問題じゃありません!
買い込んだ飲み物で、コンビニ前で宴会を催し始めるそのペンギンっぽいのたち。
正気に戻ったあかりがまずとった行動は、
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酒盛りをするペンギンにチョップを食らわし、何時だと思っているのかと注意することでした!!

冷静になったあかりは、そのあとやっとそのペンギンっぽいのがしゃべったり買い物したりしている異常性に驚きます。
そのペンギンっぽいのによれば、なんと彼らはカッパだと言うのです。
そして彼らが言うには、このコンビニは妖(あやかし)……妖怪を相手に物を売ってくれるという、その筋では有名なお店だと言うのです!

カッパたちのあいてもそこそこに、先ほどの配送業者さんが持ってきてくれた商品の検品をしようと店内に戻るあかり。
すると先ほどの河童が持ってきて落としていた、おばあさん手作りのお守りを見つけます。
妖怪相手にも、持ち前の優しさで慕われていたらしいおばあさん。
あかりもまた、そのおばあさんの孫であるわけで。
あかりはおばあさんのあとを継ぎ、この店で働くことを決心するのですが……
環が戻ってきた、と思って振り返ったその先には
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大きな黒猫の妖がいるではないですか!
しかもその妖、有無を言わさずあかりに襲い掛かってきて……!!
さらにその黒猫の妖の頭部からは、にょっきりと環の顔が生えているではないですか!
そして環は言うのです。
このみせはおばあさんと私の居場所だ、出て行け!と!!
一体環は何者なのか?
そして働くことを決めて早々ピンチに襲われてしまったあかり。
おばあさんの遺志を継ぐことができるのでしょうか!?

というわけで、妖怪でにぎわうコンビニエンスストアの日常を描く本作。
もうお分かりでしょうが、おばあさんと非常に縁深い存在である環。
彼女とともに、あかりが様々な妖怪と出会い、接客したり世話を焼いたりするおはなしとなっています。
様々な妖怪が出てきて、コミカルな物語が進んでいくこの作品、妖怪ファンにはたまりません!
妖怪はもちろんのこと、環にも意外な趣味があり、可愛らしい一面も見せてくれまして。
萌え要素的なものもバッチリと用意されております!!

妖怪の集うコンビニ、「あやかしコンビニエンス」第1巻は全国書店にて発売中です!
キュートで楽しい日常が描かれる本作。
今巻の最後には大きく話が動くような出来事も起こりまして、これから先も楽しませてくれそうですよ!
さぁ、本屋さんに急ぎましょう!!


あやかしコンビニエンス(1) (ダンガンコミックス)
ホビージャパン
2012-04-27
ヒライユキオ

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